昨日の河野太郎防衛大臣がユーチューブライブで、発言した女系論が物議を醸している。
曰く、
皇室の姿を国民は支持している。とすると、皇室のメンバーである内親王の子を素直に次の天皇ということもあり得る。男系と言うのはY染色体が繋がってるだけの話で遺伝子の問題だ。600年前の旧宮家の流れをくむ方を元に戻して受け入れられるかは議論がいる。
内親王とは、「嫡出(ちゃくしゅつ)の皇女および嫡男系嫡出の皇孫である女子」のことであり、実質女系を認めた発言。
これに対し、元皇室、明治天皇の玄孫である竹田恒泰氏は、Twitterで、「女系容認ならそれ以外が完璧でもだめ。少量でもウンコが混ざったら台無しだと」発言した。
女系天皇容認なら、それ以外が完璧でもダメだ。日本の総理として相応しくない。天皇の存置は国柄の根幹に関わる問題。最高のシェフが最高の食材で料理を作っても、少量でもウンコが混ざったら食べられたものではない。外交防衛で評価できることもあったが、全て台無しだ。 https://t.co/82u7ykzAbE
— 竹田恒泰 (@takenoma) August 23, 2020
同じ虎ノ門メンバーの有本香氏も参戦し「女系天皇」については失礼ながら根本的な誤解がある。特に「今の天皇家と旧宮家が分かれたのは1400年代」という部分は意味不明。とコメント
河野太郎大臣のライブを飛ばしながらだが視聴。大臣となっても、国民の質問にフランクに答えられる姿勢には好感が持てるし、多くの答えは正鵠を射ていた。ただ一点、「女系天皇」については失礼ながら根本的な誤解がある。特に「今の天皇家と旧宮家が分かれたのは1400年代」という部分は意味不明。
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) August 23, 2020
百田尚樹氏は、
私は少し甘い見方をしています。
おそらく勉強不足による誤解から生じた勘違いかと。
実際、私も周りにもそういう人は多く、きちんと説明すると、理解してくれます。
河野大臣の周囲にはきちんと説明する人がいなかったのだと思います。
と発言し、若干擁護している。
認識不足にしても、理解の上で行ったとしても、女系容認では首相にはほど遠いと思われる。
1つ救われるのは、この発言で保守層が強く反発しているので、自民党の中の女系容認論に歯止めがかかるのではないかという点。
竹田 恒泰(たけだ つねやす)は、日本の政治評論家、作家、ラーメン店・両替業、経営などの事業家。血液型A型。身長178cm。
旧皇族の竹田家(旧:竹田宮家)に誕生する。
