猛反発 立民・福山幹事長「与党に性被害への理解があるのか」
自民・杉田水脈議員「女性はいくらでもウソをつける」に猛反発 立民・福山幹事長「与党に性被害への理解があるのか」
野党は自民党の杉田水脈衆院議員(53)が「女性はいくらでもウソをつける」と発言した問題で攻勢を強めている。
杉田氏は25日に党本部で開かれた来年度予算の概算要求に関する説明を受けた党の内閣部会に出席した際、女性蔑視と受け止められる同発言を行った。
自民党関係者によると、杉田氏は非公開で行われた同部会で性被害者を支援するための相談事業に関連し、元慰安婦支援団体に触れた上で、事業を民間団体に任せることを批判し、同発言をしたという。
杉田氏は「そういう発言はしていない」と否定した。しかし、同部会に出席者によって明るみに出たのだ。
立憲民主党(枝野幸男代表)の福山哲郎幹事長(58)は29日に国会内で開いた会見で杉田氏の発言について「女性差別にとどまらず、性暴力被害に苦しむ当事者を傷つけるものだ」とした。
野党は性暴力の被害者の立場に寄り添った適切なワンストップ支援を実現する体制と財源を確保のため国会に「性被害者支援法」を提出済みだ。
福山氏は与党が審議にまったく応じていない状況に苦言を呈した。
「与党の中で(性被害に)理解があるのか。杉田議員のような発言があるからこそ、法案審議が進まないのかというふうに危惧しますので、この発言については非常に残念でなりません」
共産党は杉田氏の性暴力に関する発言を巡って議員辞職を要求した。最大野党の立民は今後どう対応するのか。
福山氏は「議員辞職を求めるかについては、まず河井夫婦のほうがまず議員辞職すべきだと思います。杉田議員はいま発言自身を認めていませんので、私は不届きな発言だと思いますが、まずは自民党が杉田議員に対して処分なりの対応をどうするのか、注視していきたい」と話している。
(東スポ)

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