社会の話題と反応を発信していくネットメディア

TikTok、ロンドンの児童プライバシー訴訟で数十億円の請求に直面/TikTokは「今回の主張には根拠がない」

TikTok、ロンドンの児童プライバシー訴訟で数十億円の請求に直面

大人気の動画アプリ「TikTok」とその親会社である中国のByteDance社は、ヨーロッパの数百万人の子どもたちの個人データを不正に取得したという疑惑で、ロンドンの高等裁判所で数十億ポンド(ドル)の損害賠償請求を受ける可能性がある。

イギリスの元児童委員で、集団訴訟を起こしている迷惑な12歳の少女の「訴訟友達」と呼ばれているアン・ロングフィールド氏は、水曜日に、請求が成功した場合、被害を受けた子どもたちはそれぞれ数千ポンドを受け取る可能性があると述べました。

中国のByteDance社がTikTokを通じて個人情報を不正に収集した可能性/TikTokは反論

ロングフィールドは、2018年5月25日以降にTikTokを利用したすべての子どもたちが、未知の第三者の利益のために、TikTokを通じてByteDanceに個人的な個人情報を不正に収集された可能性があると主張しました。

“親と子どもは、子どもの電話番号、物理的な位置情報、動画などの個人情報が違法に収集されていることを知る権利があります。”と、本件を詳細に説明するウェブサイトが公開されています。

TikTokの担当者は、プライバシーと安全性は同社の最優先事項であり、すべてのユーザー、特に10代のユーザーの保護に役立つ強固なポリシー、プロセス、技術を備えていると述べています。

“当社は、今回の主張には根拠がないと考えており、この訴訟を積極的に弁護するつもりです」と代表者は述べています。

不正が証明されれば、数十億ポンドの損害賠償

TikTokは、世界で最も人気のあるアプリの一つで–特に若者の間で–、ヨーロッパだけで約1億人のユーザーがいる。COVID-19の大流行により、多くの子どもたちが家に閉じこもってしまったことも、その成功を後押ししました。

請求内容は、TikTok社に対し、子どもたちの個人情報をすべて削除するよう求めており、成功すれば損害賠償額は「数十億ポンド」に上る可能性があるとしています。

この訴訟は来週審理される予定です。(ロイター)

reuters.com

参考記事

タイトルとURLをコピーしました