デジタル庁事務方トップに伊藤穰一氏 政府最終調整
8/5(木)
政府は来月1日に発足するデジタル庁の人事について、事務方トップの「デジタル監」に実業家の伊藤穰一氏を起用する方向で最終調整に入りました。
デジタル庁は国のデジタル改革を担う菅総理大臣の肝煎り(きもいり)の政策です。政府はその要のポストとなる事務方トップのデジタル監に多数のIT関連企業の起業に関わってきた伊藤氏を民間から起用する方向で最終調整に入りました。
政府関係者は「国際的な知見や経験が期待されている」としています。
伊藤氏は2011年にアメリカのマサチューセッツ工科大学メディアラボの所長に日本人で初めて就任しましたが、少女への性的虐待などの罪で起訴された実業家から資金提供を受けていた問題で辞任しています。
政府は来月1日の発足に向けて慎重に調整を進める方針です。(ANN)

伊藤穣一氏、MITメディアラボ所長を辞任 エプスタイン氏からの寄付を巡り(2019年の記事)
2019年09月08日
米マサチューセッツ工科大学(MIT)Media Lab(メディアラボ)所長の伊藤穣一氏が辞任した。MITのラファエル・リーフ学長が9月7日(現地時間)、MITコミュニティ宛の公開書簡で発表した。同日午後、伊藤氏が所長職だけでなく、教授職についても辞任の意向を示したとしている。
同氏は、性的虐待疑惑で起訴され、先月獄中で自殺した米富豪のジェフリー・エプスタイン氏からの資金提供を受けたことで批判にさらされていた。
伊藤氏は8月に発表した謝罪文で、メディアラボと自身の投資ファンドがエプスタイン氏から資金を提供されていたことを明らかにした。2013年に知人を通じてエプスタイン氏と会い、資金提供関連で同氏をメディアラボに招待したり、自宅を訪問したという。ただし、エプスタイン氏の犯罪に関して話し合ったり、犯罪行為の証拠を見たこともないと語った。
それでも資金を受け取ったことは「判断の誤りだった」として謝罪し、提供された資金80万ドル(約8550万円)と同額を非営利慈善団体に寄付するとも語った。
だが、
米New Yorkerが6日、伊藤氏がエプスタイン氏からの寄付を匿名化しようとした証拠というメールを暴露
した翌日、伊藤氏は辞任した。
リーフ氏はこの記事の内容を深刻に受け止め、調査を開始するとしている。
伊藤氏が取締役を務める米New York Timesの7日の記事によると、多数の組織で取締役を務める伊藤氏が、少なくともJohn S. and James L. Knight FoundationとMacArthur Foundationの取締役を辞任したという。New York Timesの取締役会のページからも同氏は削除されている(itmedia)

1953年1月20日 – 2019年8月10日。アメリカ合衆国の実業家、投資家。児童買春で有罪となった。
2019年8月10日、再審の申し立てで逮捕・拘留されていたニューヨーク州の拘置所内で首を吊って自殺したと発表された。しかし、エプスタインの遺族や弁護団は、この自殺という判断に異を唱えている。
ジェフリーの弟のマーク・エプスタインから、鑑定を依頼された法医学者マイケル・バーデンは、2019年10月30日、他殺されたことを示す証拠があると発表している

エプスタイン島とは
リトル・セント・ジェームズ島、通称エプスタイン島は、アメリカ領ヴァージン諸島のセント・トーマス島沖に位置するプライベート・アイランド。有罪判決を受けた性犯罪者で投資家のジェフリー・エプスタインが所有しており、70から78エーカーの広さを持つ。
「罪の島」とも呼称される。また、「小児性愛の島」「乱○島」としても知られている。『インデペンデント』によると、エプスタインが所有するこの島は10代の少女たちが乱○パーティーに参加させられた場所として悪名を馳せた。
エプスタインから被害を受けたとされる人物の弁護士によると、リトル・セント・ジェームズ島はエプスタインとその友人によって、未成年者に対する最も悪い犯罪の多くが行われた場所だという。
ジェフリー・エプスタインの死後、FBIの捜査員はリトル・セント・ジェームズ島を捜索した。(wikipedia)

ネットの声
日本政府はエプスタインを反社会的勢力と見做していないのか、日本政府は反社会的勢力と取引があった人物を公職に就けてよいと判断しているのか
これはありえない。危機管理が甘すぎる。
エプスタインから寄付金を受け取っていた伊藤穰一が起用されるとか、ちょっと信じられないんだけど…
五輪開会式問題の比じゃないぞ、これ。
問題を隠蔽をしようとして暴露された人では?
参考記事




(画像:テレビ朝日系ANN)