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元日本兵への発言で大炎上の櫻井翔 貫きとおす「使命感」(週刊女性PRIME)/ネット「間違った使命感」「無情または無慈悲」「当時煽ったメディアが反省をしてからにしてほしい」「戦争はいけない、の言葉を引き出したかったのなら相手が違う」

事件

元日本兵への発言で大炎上の櫻井翔 貫きとおす「使命感」

2021年12月10日 21時30分
ざっくり言うと
「news zero」での、櫻井翔の発言が炎上していると、週刊女性PRIMEが報じた
元日本兵に投げかけた質問を巡り、「人殺し扱い」などと批判の声が殺到
しかし櫻井の戦争への思い入れは尋常ではないのだと筆者は伝えている
櫻井翔、元日本兵に「殺してしまったという感覚は?」で大炎上するも貫きとおす“使命感”

12月6日放送の日本テレビ系情報番組『news zero』でキャスターを務める嵐・櫻井翔(39)が大炎上している。

櫻井翔が大炎上も背景にある「遺族の気持ち」
「今月8日、太平洋戦争から80年が経過するということで、その発端となったアメリカ・ハワイの真珠湾攻撃で魚雷を投下する電撃機の搭乗員として参加した男性に櫻井さんが取材することになりました。

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特集冒頭、櫻井さんは『戦争は絶対にしてはいけない……太平洋戦争を経験した方を取材するたびに必ず出てくる言葉です』とも話した上で、今回の取材VTRが流れました」(テレビ局関係者)

この放送で櫻井は現在103歳の元搭乗員・吉岡政光氏へ直接取材を敢行した。吉岡氏とともに茨城県の日本立体を見学し、攻撃機のレプリカに櫻井が乗り込む様子なども放送された。そして吉岡氏の自宅で当時の話をインタビューする流れに。

櫻井が「出撃のときの気持ちは覚えていらっしゃいますか?」と問いかけると、吉岡氏はハワイで「全軍出撃」となるまでの流れを説明。

「(アメリカの)白い洋服を着た兵隊がたくさん乗っていた。それをちらっと見ながら操縦員が“よーい、撃て”」と吉岡氏は続ける。

そして「私が持っている魚雷を落とす投下索を引っ張って」と魚雷投下寸前までを詳細に語った。

すると櫻井は「そういうときはどういう気持ちなんですか?」と質問。
吉岡氏は「魚雷が当たったということで非常に安心しましたけど」と答えた。

その後、吉岡氏が放った魚雷で米軍艦ユタが沈没し、真珠湾攻撃ではアメリカ戦艦など6隻が沈没し、民間人含む約2400人が死亡したという櫻井のナレーションのもと、その当時の映像が差し込まれる。

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インタビュー映像に戻り、櫻井は「戦時中ということはもちろんなんですけど」と前置きした上で、「アメリカ兵を殺してしまったという感覚は、当時は?」という質問を投げかけるが、吉岡氏は「いや……」としばらく言葉を詰まらせてこう答えたのだ。

「……私は『航空母艦と戦艦を沈めてこい』という命令を受けているんですね。……『人を殺してこい』ってことは聞いてないです。従って、命令どおりの仕事をしたんだ。もちろん人が乗っかっていることはよくわかっていますけど、しかし、その環境というのは私も同じ条件です

すると、櫻井の「アメリカ兵を殺してしまった……」という質問にネット上は批判の声が殺到する。

《櫻井翔が元日本兵の方を人殺し扱い。もし自分がこういう無神経な質問されたらその場でブチ切れそう》

《自分で考えたのか台本なのか。温室育ちのアイドルにインタビューさせるからこんな質問でるんだろうが。とりあえずドン引き》

《正直キャスターとしてもアイドルとしてもゴミだということが周知されればいいのに》

櫻井のこの発言で傷ついた人が多くいるのは事実かもしれない。加えてアイドルがキャスターの真似事をしたと思う人もいるだろう。ただ、櫻井を中傷する多くのネット上の声は、彼があまりに無知で、軽い気持ちで質問したと捉えているものが大半だ。

 しかし、彼の戦争への思い入れは尋常ではない。

12月7日発売の『Newsweek日本版』では「櫻井翔と『戦争』 戦没した家族の記憶」と題し、約2万5000字のレポートを記している。

思い入れの強い2万5000字
国内外、訪れた先で必ず戦争資料館に赴いているという彼は、冒頭でこう綴っている。

《なぜ私が戦争について取材をし、伝えなければならないと思っているのか。それは、私が遺族だからです》

そう始まった櫻井のレポートは、26歳の若さで戦死した大伯父について多くの証言や資料、写真などを用い、徹底的に調べ上げた内容だ。

大伯父がどんな覚悟で戦地へ赴き、家族やあったはずの青春に想いをめぐらせ「死にたくない」という恐怖を振り切って戦い、どのように散っていったのかまでを刻銘に書き下ろしている。櫻井が抱いている喪失感は間違いなく遺族のそれと言えるだろう。

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これまでにも櫻井はキャスターとして「戦争」をテーマに多くの取材をしてきた。

約19万人の日本兵が亡くなった戦地・パプアニューギニアでは“少しでもご遺骨を日本に帰す手伝いができたら”と、這いつくばるように日本兵の遺骨を収集。韓国でも軍事境界線の北緯38度線に赴いたり、ハワイでは真珠湾攻撃について退役米軍兵から当時の話を聞いている。

たしかに『news zero』での櫻井の言葉選びは間違っていたのかもしれない。しかし、アイドルとして、キャスターとして長年発信してきた櫻井が、自分の放つ言葉の影響力を理解していなかったとは考えづらい。

戦争を経験した人も少なくなり、直接話を聞けず後悔している遺族も多い中、櫻井は103歳の吉岡氏に取材することができた。直接的な言い回しでも、本音を引き出し、戦争を風化させてはいけないという目的意識があったはずだ。

吉岡氏は、櫻井からの踏み込んだ質問に、前述のように「命令どおりの仕事をした」と答え、たまらない表情でこう続けた。

「ですけれども、……後からはですね。それとは切り離すと、『戦争はしちゃいけない』ということをですね、一番身をもって知っているのは、私たちだと思っています」

これこそが、櫻井が最も引き出したかった言葉で、戦争を知らない世代に伝えたかったことなのかもしれない。(週刊女性PRIME)

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news zero

「殺してしまったという感覚というのは?」

【真珠湾の記憶】吉岡政光さんインタビュー【日米開戦80年】

2021年11月撮影
80年前の1941年12月8日、航空母艦「蒼龍」の二等飛行曹だった吉岡政光さんが97式艦上攻撃機の偵察員席から見た真珠湾攻撃について話していただきました。

艦長から「俺たちは弓である。君たちは矢だ。間違いなくしっかり敵に当たってきてくれ」と激励を受け、重さ800キロの魚雷を搭載した機体は一路、オアフ島の真珠湾を目指した。

百里原海軍航空隊で終戦を迎える。玉音放送の内容を部下たちに教えようとしたが、戦死者への感情がこみ上げ、しばらく言葉が出なかった。

【真珠湾の記憶】吉岡政光さんインタビュー【日米開戦80年】

(東京新聞)

ネットの声

まず無知と言う言葉が頭に浮かぶ。二等飛行曹という位は、もちろん士官ではなく、下士官でもない、ただの兵だ。兵は上からの命令に従うだけ。敵艦を沈めろと言われれば沈めるだけ。だだの駒。そこに感情を入れる入れないの問題ではない。もっと言えば、戦争を始めたということは殺し合いを始めるということ。戦争に引き摺り込まれたのはこの方も同じ。さらに引きずり込んだのは、当時のメディアだと付け加えておく。

当時のメディアはこぞって大東亜戦争を煽りに煽っておきながら今更何を?メディアがまず反省の言葉を述べてから報道してもらいたい!

『戦争はしちゃいけない』ということをですね、一番身をもって知っているのは、私たちだと思っています』という言葉を引き出したかったとしたら、全くの偽善だ。誰でも戦争はしてはいけないくらいは知っている。もし、してはいけないと言う言葉を引き出すのだとしたら相手が違う。習近平か金正恩やプーチンとかだろう。

思い入れが尋常ではないのなら、この言葉は出なかったはず。戦争に行ったこともない人間が、生死の間を出入りしたこともない人間が、軽々しく、「殺してしまったという感覚は」などとは言えない。

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日テレサイドに立った言葉だろう。戦争に行った人の苦しみを今の人たちが理解できるはずがない。理解しようと努力しているのだとしたら、殺してしまったなどという言葉は出ない。伯父が死んだかどうかは全く関係ない。言い訳にもならん。

怒りを覚える。そもそも使命感だとしたら不遜だし、しかも間違っている。

単純に戦争は悪という構図を作りたいのかもしれないが、この戦争がどうかかは別にして自衛の戦争も過去にはある。単純に戦争をしてはいけないなどと綺麗事で締めようとしていることに怒りを感じる。

平和な時代にのうのうと食えるだけ食って、好きなことをやっている世代が何を聞こうと言うのか。腹立たしいを通り超える。

特攻に行く人は片道燃料、昼飯は整備兵にあげて出撃して行った。吉岡さんもたまたま生き残っただけで、明日はどうなるかわからない日々を送っていた。そのことに少しは思いを馳せろ!

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(画像:newszero)

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