テスラ・マスクCEOのツイッター買収提案に対して防衛策「ポイズンピル」検討 米紙報道(4/15)
電気自動車大手テスラの最高経営責任者イーロン・マスク氏がツイッターの買収を提案したことを受け、ツイッターが買収防衛策を検討していると報じられました。
これはアメリカの「ウォール・ストリート・ジャーナル」が状況に詳しい関係者の話として伝えたもので、ツイッターが検討しているのは新株を発行することによって買収者の株式保有比率を下げる「ポイズンピル(*)」と呼ばれる防衛策だとしています。
マスク氏による買収提案はツイッターの全株式を取得するもので、日本円で5兆4000億円あまりとされていて、ツイッターは「取締役会が慎重に検討し、当社とすべての株主が最善の利益を得られる行動指針を決定する」とのコメントを発表していました。
マスク氏は買収提案について「最善かつ最終的なもの」としているほか、14日に行われたイベントでは具体的な言及は避けながらも拒否された場合には代替案があるとの考えを示しています。(tbs)
マスク氏「ツイッターが信義義務に違反すれば責任は巨大なものになる」
マスク氏「もし、現在のツイッターの取締役会が株主の利益に反する行動を取れば、彼らは信認義務に違反することになる。その結果、彼らが負うことになる責任は、巨大なものとなるだろう」
ポイズンピル：企業における買収防衛策のひとつ。 既に自社の株主となっている人たちに事前に新株予約権を発行しておくことにより、会社が好ましくないと思っている相手に自社の株式を奪われることを防ぐこと
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