自民、異例の土壇場合意 造反懸念で方針転換 維新存在感、立民は猛反発・LGBT法案
6/10(土) LGBTなど性的少数者への理解増進法案を巡り、自民党は9日、衆院内閣委員会の採決直前という土壇場で日本維新の会、国民民主党と修正合意を交わした。
「幅広い賛同」を得る狙いに加え、そのまま採決に突入すれば、造反が続出しかねないとの危機感からだ。維新は次期衆院選へ存在感をアピール。「蚊帳の外」となった立憲民主党は反発を強める。
「何とか協力してもらえないか」。採決前日の8日の衆院本会議後、自民の萩生田光一政調会長は国会内の控室で維新の馬場伸幸代表に要請。馬場氏は「われわれの案が中心でなければ協力は一切できない」と応じ、修正協議が始まった。
空気が一変したのは採決を翌日に控えた8日。維国案は与党案にない「全ての国民が安心して生活できるよう留意する」などの文言を盛り込んでおり、自民保守派には「維国案が一番」との声が広がっていた。代議士会で党議拘束を外すよう求める声が上がるなど、党内は「採決すれば造反が出る」(関係者)との懸念が一気に強まった。
自民と維新の修正協議は終始維新ペースで進んだ。岸田文雄首相も党幹部と電話で連絡を取り合う中、自民は9日朝までに維新の要求を「ほぼ丸のみ」(関係者)し、委員会開始の30分前の国対委員長会談で、公明と国民を交えて合意内容を確認した。自民の世耕弘成参院幹事長は「(保守派が)賛成しやすい内容になった」と語った。
ただ、採決が合意直後となったため、党内審査をやり直す時間はなかった。採決後、手続きに瑕疵(かし)はないかと記者団から問われた新藤氏は「党内審査で了解を得た範囲だ」と苦しい説明に追われた。自民は9日の採決時に保守派の委員を交代させるなど、造反の懸念はなおくすぶる。
立民は対抗意識をむき出しにする。泉健太代表は記者会見で「本当に残念だ」と修正案を批判。安住淳国対委員長は記者団に、修正案が「性同一性」を「ジェンダーアイデンティティ」としたことに触れ、「田舎のおじいちゃん、おばあちゃんが分かるのか。保守政治家のやることではない。日本の法律史上まれに見る汚点だ」と非難した。(時事通信)抜粋
ネットの声
普通にクズだろ。今まで言ってきたことを全て覆した。党内審査に瑕疵はないと言っておきながら、修正した案を審議せず。
「ジェンダーアイデンティティ」は性自認。性同一性だから大丈夫と言ってきたのに、議員にも有権者にも嘘をついた。
委員を交代させていた?自民党ならやるだろうな。クソだから。
安住氏の言うことが正しい。日本の法律に英語を入れてどうするんだ。誰がわかるんだ!
自民党の議員にジェンダーアイデンティティの意味を聞いたら千差万別だろうな。いい加減な政党だ。ほとほと嫌気がさした。
岸田は何故こんな法案に拘るのか理解できない。もっと重要な案件があるはず。公明の揺さぶりやアメリカの内政干渉に右往左往してるだけ。
民主主義を、国民を愚弄している。
立民のが正しいよ。田舎のおじいちゃん、おばあちゃんでなくても、その辺歩いている会社員やOLに聞いてもわからんだろ。詭弁だ!
国民のほとんどが反対しているものを政治家という輩が法律を作って、日本を壊した。許されない暴挙だ!
日本はこんな法案なくても緩やかな社会ではないか。西欧のような差別なんてない
なんでもかんでも海外の政策に右に倣えじゃダメだろう。 もともと日本はなんに関しても曖昧だったが、だからこそ良い面も多々あった。
そもそも、与党案は成立しなくていい。実質的に効力がなく理念だけのものであり、反発する与党議員にとっても支持団体に対する政治的アイデンティティを示すためだけのものにすぎない。
自民党の迷走があまりにみっともない。