稲田朋美氏：同性婚「同棲カップルに法的保護を与えてない、見て見ぬふりをするのは違憲という判決が地裁で相次いでいる。国民的議論をして進めていくべき！」（動画）

稲田朋美氏、同性婚について「地裁レベルで違憲判決が相次いでいる。最高裁の判決を待つのは立法府としておかしい。議論すべき」

今、地裁レベルでたくさんの、多くの違憲判決と違憲状態判決が出ております。札幌地裁はじめ、同性婚を認めていないことが憲法１４条とか２４条２項に違反すると言っているんじゃないんですよね。

同性婚を認めてないことが憲法違反と言っているんじゃなくて、同棲のカップルに対してなんらの法的保護も与えてない、なんらの法的保護を与えるための枠組みも作っていない、全く承認しない、見て見ぬふりをしているというのは憲法に違反していたり、違憲状態にあるという判決が相次いでいるわけであります。

こういうこと言うと、そんなの地裁レベルでしょ、そんなの最高裁が出るまでわからないんだから、急いで議論必要ないよといわれるんですけど、確かに最高裁が憲法違反の判決を出したら、立法府はそれに従って変えなきゃいけないんですが、それを待っているのは立法府としておかしいと思います。

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それは、裁判所に全てを委ねることになるんですか？と。こんな大きな国民的な議論について、私はしっかりと議論すべきだし、地裁レベルでも国会で議論すべきことだと言われていることについて、議論をしていくべきだと思ってますし、そのために理解が進んでないと、まともな議論ができないというふうに思います。誤った理解のもとでこんな大きな、総理が社会が変わってしまうとおっしゃいました。

実際そうです、お父さんお父さん子供という家庭ができたりとか、養子縁組どうするか、嫡出推定をどうするかとか、いろんな問題が考えらるわけですけど、いろんなことを国民的な議論をして進めていくべきだし、同性婚に至らないパートナーシップ制度とか、いろんなことも選択肢として考えられるわけでありますので、そういった議論をするにおいても私は理解を進めていく必要があって、そのためのインフラの整備になると私は思っております。