トランプ大統領は連邦政府すべての多様性、公正、包括プログラムの廃止を宣言
トランプ大統領は金曜日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで開催された「自由を求めるママたち(マムズ・フォー・リバティ):くじけない戦士たち国際会議」で演説した。
急進左派の共産主義者やマルクス主義者たちに、「アメリカの母親をなめるな!。バイデン政権と “司法省 “がFBIとともに、”教育委員会の会合で愛国心のある親たち “を標的にした」と指摘し、アメリカ国民に対する左翼の差別を訴えた。(RSBN)
マムズ・フォー・リバティ:米政治団体。LGBTの権利、人種や民族、批判的人種理論、差別について言及する学校のカリキュラムに反対している。
トランプ大統領「連邦政府全体の多様性、公正、包括プログラムを廃止する!」
TRUMP: “I will eliminate all diversity, equity, and inclusion programs across the entire Federal Government.”pic.twitter.com/uEXSWon1PP
— Benny Johnson (@bennyjohnson) June 30, 2023
過激で国を破壊することを実践している公立学校について、私は司法省に対し、憲法制定条項と自由権行使法の違反者として、これらの学校を追及するよう指示する。昨 昨日の最高裁判決(*)を強力に実施するため、私は連邦政府全体にわたって、多様性、公正、包括プログラムをすべて廃止する。
(*)トランプ大統領が指摘した最高裁判決:大学が入学選考で黒人など人種考慮は”違憲” 米連邦最高裁
6/30
アメリカの大学が入学選考を行う上で黒人などの人種を考慮している措置の是非をめぐる裁判で、連邦最高裁判所は29日、措置は法の下の平等を定めた憲法に違反するという判断を示した。
アメリカでは長年、多くの大学で多様性を確保するためなどとして同様の措置がとられていて、大きな影響が出ることが予想される。
この裁判は、アメリカのハーバード大学やノースカロライナ大学が入学選考をする上で、黒人やヒスパニック系などの人種を考慮している措置について、学生などでつくる保守派の団体がアジア系や白人が不利になり、差別にあたるなどとしてそれぞれの大学を訴えていた。