スナク首相は、ガソリン車とディーゼル車の新車販売禁止を5年延期など、英国政府のグリーンアジェンダの主要部分を後退させた
「我々は世界のどの国よりもはるかに進んでいる」-リシ・スナック首相が英国の気候変動記録をフランス、米国、中国と比較した。
彼は、英国市民が「他国よりもさらに多くの犠牲を払う」のは正しくない、と付け加える
“We’re so far ahead of every other country in the world” — Prime Minister Rishi Sunak compares the UK’s climate change record to France, the US and China
He adds that it’s not right for British citizens to “sacrifice even more than others” https://t.co/oyDpEBVFCB pic.twitter.com/r011B20pUm
— Bloomberg UK (@BloombergUK) September 20, 2023
まず、政府は現在2030年に発効する予定のガソリン車とディーゼル車の新車販売禁止を2035年まで延期するだろう。2030年という期限は2020年以来の政府方針だ。
第二に、政府は2035年までにガスボイラーの設置を段階的に廃止する計画を大幅に弱め、その年までに段階的に廃止したいのは80%のみであると述べた。
第三に、住宅所有者と家主は、住宅に対する新たなエネルギー効率規制は行わない。閣僚らは、不動産を一定レベルのエネルギー効率にアップグレードしない家主に罰金を課すことを検討していた。
第四に、オフグリッド石油ボイラーの2026年の禁止は2035年まで延期され、その時点での段階的廃止目標は80%にとどまる。
スナク氏はまた、負担のかかるリサイクル計画を除外する可能性が高い。(BBC)