創価学会の池田大作名誉会長が死去 95歳
2023/11/18 14:37
創価学会を国内有数の宗教団体に拡大させ、公明党を設立して政界にも影響を与えた創価学会の池田大作(いけだ・だいさく)名誉会長が15日、老衰のため東京都新宿区で死去した。95歳。東京都出身。
少年時代に第2次世界大戦を経験した。昭和22年、日蓮正宗の信徒団体だった創価学会に19歳で入会。戸田城聖第2代会長の下で激しい勧誘活動を展開した。
戸田氏の死後、35年に第3代会長に就任。海外布教も展開し50年に創価学会インタナショナル(SGI)を結成した。54年に学会の会長を退任し名誉会長となった。その後も影響力を保持し続けたが、近年は公の場に姿を見せることはほとんどなかった。
39年に公明党を結成した。しかし、政教分離の問題が取りざたされ、一線を画すようになったが、現在も創価学会は公明党の支持母体。学会の会員は日本で827万世帯、海外で280万人とされる(産経新聞)
創価学会 池田大作名誉会長 死去
11月18日
創価学会は18日、池田大作名誉会長が今月15日の夜、東京・新宿区の居宅で老衰のため亡くなったと明らかにしました。95歳でした。
池田氏は今の東京・大田区出身で、昭和22年、19歳の時に創価学会に入りました。教義を学ぶかたわら、布教活動と組織の拡大に努め頭角を現し、昭和35年に32歳の若さで第3代会長に就任しました。翌年、公明党の前身となる政治団体「公明政治連盟」を結成。
平成19年には、来日した当時の温家宝首相と会談するなど、長年にわたって中国の最高指導部とのパイプを維持しました。
池田氏は昭和54年に会長を辞任したあとも、名誉会長としてカリスマ的な影響力を持ち続けていましたが、近年は、高齢などを理由に表舞台に姿を現す機会が減り、小説の執筆活動などにあたっていました。創価学会によりますと、池田氏は今月15日の夜、東京・新宿区の居宅で老衰のため亡くなりました。
95歳でした。(NHK)