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京アニ放火殺人の判決、開廷後すぐ「証拠調べやり直し」で休廷

事件

京アニ放火殺人の判決公判、開廷後すぐ「証拠調べやり直し」で休廷

2024/01/25 10:43

36人が犠牲になった2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われ、死刑を求刑された青葉真司被告(45)の裁判員裁判の判決が25日午前、京都地裁で始まった。開廷後すぐに証拠調べをやり直すとして、休廷した。(読売新聞)

●青葉真司被告(45)は、2019年7月、京都市伏見区にある「京都アニメーション」の第1スタジオに火をつけ、社員36人を殺害し、32人に重軽傷を負わせたなどとして殺人や放火などの罪に問われています。

●殺人事件としては記録が残る平成以降、最も多くの犠牲者を出したこの事件の裁判員裁判は、去年9月から22回にわたって審理が行われ、被告に事件当時、物事の善悪を判断する責任能力があったかどうかが最大の争点となりました。

●検察は「京アニに作品を盗用されたという妄想が動機の形成に影響したが、限定的だ」などとして、被告には完全な責任能力があったと主張し死刑を求刑、弁護側は「被告は妄想の中で生き、妄想の中で今回の事件を起こしていた」などとして、重い精神障害により責任能力はなかったと無罪を主張(NHK)

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