右派政党AfDがEU選挙で左派・緑・リベラルの連立与党3党を抑え、ドイツで2位に躍進
– 「緑の党(Green Party)」は、環境保護やリベラルな社会政策を支持する政党です。若者の支持を18%失う。
– 「ドイツのための選択肢:AfD(Alternative for Germany)」は、ドイツの右派政党で、移民反対や保守的な政策を掲げている。この党が若者の間で10%の支持を獲得したとされている。
– 若者たちは従来の左派政党(緑の党など)から離れ、より保守的または極右的な政党(AfD)へ支持を移している。
JUST IN – Right-wing AfD becomes the second strongest party in Germany, outperforming all three members of the ruling left-green-liberal coalition in the EU elections. pic.twitter.com/Re5wbA9wOe
— Disclose.tv (@disclosetv) June 9, 2024
ドイツでも右派躍進、与党大敗 AfD2位、最大野党が首位
2024年6月10日
ドイツで9日投開票された欧州連合(EU)欧州議会選で、公共放送ARDの予測によると、国政で最大野党の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が大勝し、難民排斥を掲げる右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が2位となる見通しとなった。ショルツ首相の社会民主党(SPD)や環境保護政党「緑の党」などの連立与党は大敗した。
9日深夜時点の予測得票率は、CDU・CSUが30・2%、AfDが15・9%。
2013年発足のAfDは移民や難民の受け入れ反対を掲げ、17年に国政に進出。ショルツ政権下で経済低迷や移民政策への不満をすくい取る形で支持を拡大している。(東京新聞)
10日の早い時間の推計によると、ドイツではショルツ首相率いる与党・社会民主党(SPD)の得票率はわずか15%と過去最悪の結果となった。野党保守系政党連合が得票率31%で首位。極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」は15%と、SPDと2位の座を分け合う方向だ(bloomberg)