岸田はクビへ
「岸田降ろし」最終局面へ 最大の焦点は「持ち札」多い菅さんが誰を選ぶか 平井文夫
2024/6/29
自民党内で、岸田文雄首相(総裁)の交代論が噴き出ている。派閥の裏金事件や、後手に回った政治資金制度改革、場当たり的な政権運営を受け、岸田文雄内閣の支持率は「危険水域」「退陣水域」から抜け出せないままだ。
次期衆院選での下野もあり得る世論調査の結果を受け、「非主流派」のキーマンである菅義偉前首相だけでなく、「主流派」の麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長の周辺からも「岸田降ろし」といえる言動が顕在化してきた。(産経新聞)
バイデンは交代へ
NYタイムズ、バイデン氏に大統領選からの撤退を促す 討論会での「衰え」ぶりを受け
2024/6/29
11月の米大統領選に向けた1回目の候補者討論会から一夜明けた28日、リベラル系の米有力紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は社説で、民主党のバイデン大統領(81)は再選を諦めて選挙戦から撤退し、共和党のトランプ前大統領(78)に勝利できる候補者を改めて擁立するべきだと主張した。
高齢なバイデン氏の「衰え」が目立ち、討論会でも精彩を欠いたことが理由。民主党寄りの報道姿勢で知られる同紙が、バイデン氏の候補者としての適格性を否定したことで、正式に候補者指名が行われる8月の同党全国大会に向けて党内の「バイデン降ろし」が加速する可能性がある。(産経新聞)
スナクは落選危機
英与党は負け覚悟、歴史的惨敗の阻止に躍起-7月選挙は裏目の様相
2024年6月23日
スナク英首相の顧問らは、しばらく前から総選挙で勝利できる可能性が低いことを認識していた。首相が最悪のシナリオに向かっていることが今週の内部調査で確認される
世論調査が現在示唆するようにスターマー党首率いる労働党が議会過半数を最大100議席上回る歴史的勝利を果たすとの結果。
ある世論調査では英国史上初めて現職首相が落選する可能性も示唆され、首相の選挙区すら、もはや完全に安全ではないとの懸念が保守党関係者の間に広がっている。(bloomberg)
マクロンはレームダック
6月29日
フランスにおける「マクロニズム」の終焉、突然の立法選挙でマリーヌ・ル・ペンの右翼RN党が権力を握ることになる。
マクロンが呼びかけた早期選挙が、有能なリーダーとしての彼の終焉を告げるものとなり、彼は2期目の残りの期間、つまり2027年までレームダック大統領として務めることになるようだ。
ワシントンポスト紙は、 「かつては考えられなかったことが、今や差し迫った現実となっているようだ」と指摘している。
右派がフランス議会で最大の政党になると広く予想されている。
国民連合が最大の議席を獲得し、これに対抗するフランス左派連合が続き、フランスのエマニュエル・マクロン大統領に忠誠を誓う政党は大きく離されて第3位となる見込みだ。(thegatewaypundit)
トルドー、居座り
カナダ首相、辞任の意向示さず-下院補欠選挙で「壊滅的な」敗北でも
2024年6月26日
野党・保守党が自由党の牙城とも言えるトロントの選挙区で勝利
総選挙前にトルドー首相の退陣迫る圧力が高まる可能性も
カナダのトルドー首相は25日、最大都市トロントで行われた下院補欠選挙で与党・自由党が衝撃的な敗北を喫したことを受けて、有権者の「懸念と不満」は傾聴しており、問題に対処するため懸命に取り組むと表明した。
トロントのセント・ポール選挙区で24日実施された補欠選で野党・保守党が予想外の勝利を収めたことで、来年実施が予定される総選挙を控えたトルドー首相と政権には大きな打撃となった。この選挙区は1993年以来、自由党が毎回議席を維持してきたいわば牙城。トルドー首相の人気が急落する中、今回の結果は自由党が強固な地盤を持つ地域でさえも激戦となることを示している。(bloomberg)