フランス総選挙、マクロン与党連合が苦戦 「国民連合」がトップ
2024年7月1日
フランス総選挙（下院、定数577）の第1回投票は30日夜に開票が始まり、「国民連合（RN）」が推計得票率で3割を超え、トップに立った。マクロン大統領率いる与党連合は3番手に沈み、苦戦が鮮明になっている。
世論調査会社IPSOSによる30日午後9時現在の推計によると、RNの得票率は33・5%、左翼「不服従のフランス」を中心とする左派の政党連合「新人民選（NFP）」が28・1%で2番手につけている。与党連合は20・7%の3番手で差をつけられている。
マクロン氏は同日夜、開票作業が始まった後に「民主主義と共和国の価値のもとに結集する時だ」と表明。決選投票でRNの勝利を食い止めるために、RN以外を支持する有権者に与党連合への支持を訴えた。（朝日新聞）
グローバリストのエマニュエル・マクロン仏大統領がフランス議会選挙で惨敗 – マリーヌ・ル・ペンが第1ラウンドで初勝利
2024年6月30日
フランスのグローバリスト大統領エマニュエル・マクロン氏は、今月初めのEU選挙での大敗を受けて早期の総選挙を呼びかけ、大きな賭けに出た。今、彼の賭けは正式に失敗に終わった。
マクロン氏の宿敵マリーヌ・ル・ペン氏が率いる右派ポピュリストの国民連合党（FN）は、日曜日のフランス議会選挙の第1回投票で勝利した。マクロン氏の政党である与党連合は大きく後退し、3位となった。
最新の結果では、FNが34%の票を獲得し、極左の新人民戦線（NFP）連合は5ポイント差で29%となっている。与党連合は21%となっている。
まだ第1回投票に過ぎないかもしれないが、次に何が起ころうとも、マクロン氏の政党は国民議会（現在577議席中249議席を保有）で大敗を喫することは確実だ。
CNNは、FNが国民議会で最多議席を獲得する可能性が高いものの、絶対多数に必要な289議席には届かない可能性があると指摘している。これは、フランスがハング・パーラメント（宙吊り議会）と政治的不確実性の増大に向かう可能性があることを意味している。
現在、RNは577議席の下院で230〜280議席を獲得すると予想されており、NFPは125〜165議席、与党連合はわずか70〜100議席を獲得すると予想されている。
マクロン氏の政党にとって悲惨な結果となったため、焦点はフランス大統領が辞任するかどうかに移っている。（thegatewaypundit）
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