タッカー・カールソンがオバマのポストを全否定 バイデンの再選キャンペーンを巡る論争
7月1日
オバマ元大統領と保守派のメディアパーソナリティ、タッカー・カールソンが、ジョー・バイデン大統領の再選キャンペーンに関する意見をX(旧Twitter)で交わし、注目を集めている。オバマはバイデンへの支持を表明する一方、カールソンはその裏に隠された真意を暴露した。
オバマは、バイデンの討論会での大惨事の後「討論での不調もある。自分も経験した。昨夜の出来事はそれを変えるものではなく、それゆえに11月の選挙は非常に重要である。」とバイデンへの支持を表明した。
この投稿は、バイデン氏の支持基盤を強化し、彼の再選を支持するメッセージとして受け取られた。しかし、これに対して、タッカー・カールソンは反論した。
タッカー・カールソンは、オバマ氏の投稿が不誠実であると主張し 、オバマのバイデン支持のツイートは不誠実でだった。オバマ氏は、バイデン氏が勝てないと内々で話していると暴露。オバマとバイデンが不仲であると投稿した。
カールソンの投稿は、オバマがバイデンの再選に消極的であるとの見方を強めた。
これらの投稿は、バイデンの再選キャンペーンに対する支持者と反対者の間で議論を巻き起こしている。オバマが本当にバイデンの再選を支持しているのか、あるいは裏で別の計画を進めているのかという疑念が広がりつつある。
バイデンの再選キャンペーンにおける課題は明白で、特に、ジル・バイデンの積極的な関与がどのように影響を与えるのか注目されている。
オバマ「討論での不調もある。自分も経験した」
Bad debate nights happen. Trust me, I know. But this election is still a choice between someone who has fought for ordinary folks his entire life and someone who only cares about himself. Between someone who tells the truth; who knows right from wrong and will give it to the…
— Barack Obama (@BarackObama) June 28, 2024
「悪い討論の夜もある。信じて欲しい、私も経験している。しかし、この選挙はまだ、普通の人々のために一生懸命戦ってきた人と、自己中心的な人との選択なのだ。真実を話し、善悪をわきまえ、アメリカ国民に率直に伝える人と、自分の利益のために平気で嘘をつく人との選択なのだ。昨夜の出来事はそれを変えるものではなく、それゆえに11月(大統領選)にかかるものが大きいのだ。」
タッカー・カールソン「信頼できる情報筋によると、オバマのバイデン氏支持のツイートは不誠実だった。オバマ氏は、バイデン氏が勝てないと内々で話しており、そのために公開党大会を支持している。
From an unusually good source: Obama’s tweet supporting Joe Biden was disingenuous. In private, Obama is telling people Biden can’t win, and he is therefore in favor of an open convention. Obama will not say whom he supports, nor as of yesterday afternoon had he met personally…
— Tucker Carlson (@TuckerCarlson) July 1, 2024
オバマ氏は、誰を支持するかについては明言しておらず、昨日の午後の時点では、バイデン氏にそのメッセージを直接伝えるために個人的に会ったこともない。オバマ氏とバイデン氏の関係はこれまで温かいものではなく、時には敵対的だった。
しかし最近、その関係はさらに悪化しており、その主な原因はジル・バイデンにある。討論後の数時間から数日にかけて、ジルは夫を誰にも会わせないように隔離し、辞退を説得されるのを防いだ。
ジル・バイデンは、2020年に他の家族(バイデンの妹ヴァルを含む)が彼が立候補するには能力不足だと考えていたときと同様に、再選キャンペーンの原動力となっている。次世代の有力な民主党候補たちは、この状況を好機と捉え、特にグレッチェン・ホイットマー(民主党、ミシガン州知事)が積極的に自己アピールをしている。」