田母神俊雄氏「憲法改正は議員の2/3で発議ではなく、過半数で無効決議すべき」
7月1日
都知事選に立候補している田母神俊雄氏は4日、自身のXを更新し憲法改正について述べた。
田母神氏は、残り3日となった選挙選に向けた戦いについて自身の思いをポストする中で、「GHQの対日占領基本法である現日本国憲法の改正がまだできていない」と述べた。
また、田母神氏はポストの中で、戦後80年を迎えようとしているのに、日本が「正規日本軍を持てず米国に国を守って貰うことから抜け出せず、米国の意を忖度する対米従属国家であり続けているそれが我が国の国益を大きく損なっている。」と述べた。
また、憲法改正の議決方法についても触れ、「憲法96条の規定(総議員の2/3以上の賛成)では憲法改正は無理だ。国会で過半数の賛成で(現行憲法の)無効決議をするというやり方があると」憲法破棄の意向を示した。
このやり方は、かつて田母神氏が師と仰ぐ石原慎太郎氏が述べたもので、憲法改正ではなく一旦憲法を破棄して新たに憲法を作り直すやり方である。この方法だと2/3の発議は必要なく過半数で足りる。
(TNWは安倍総理がこのウルトラCをやるのではと思っていました。)
なお、自民党総裁である岸田氏は、自身の任期中に必ず憲法改正を実現すると述べていたが、自身の政策を書いた書籍である「岸田ビジョン」ではひとことも「憲法改正」には触れておらず、保守票を取り込みたいがための「とってつけた後付け発言」であったことは自明である。
しかも、現状、事実上任期中に憲法改正を実施することは不可能となっており、憲法改正やるやる詐欺だったことが露呈している(TNW)
かつて石原慎太郎氏も主張、民主主義の原則に従った「破棄」の検討を
2022.9/22
憲法第96条によると、憲法改正は国会で衆参各議院の総議員の3分の2以上の賛成を経た後、国民投票によって過半数の賛成を必要とすると定められている。岸田首相や自民党もこの流れを考えているだろう。
ただ、現行憲法は、戦時国際法・ハーグ陸戦法規第43条(=戦勝国が敗戦国を統治するときには、その国の法律に従わなければならない)に違反して、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の強い意向により、わずか8日間で、しかも草案は英文で作成されたものである。
さらに、現憲法の制定の過程は、大日本帝国憲法の改正手続きを定めた同第73条と同第75条にも違反していると考える。
かつて、石原慎太郎元都知事は、GHQ主導でつくられた現憲法は無効と主張し、「憲法改正は間違い。憲法は破棄し、忘れ、捨てたらいい」「(破棄して)新しい憲法をつくったらいい」と主張していた。(zakzak)
ネットの声
GHQに導入させられたものは全て不要。
他国の軍隊の占領下で実施されたものは、基本的に無効とすべき。
安倍さんも言っていたが、国民が決めるべき憲法改正を議員が2/3で決めるというのはおかしい。
確かに2/3というハードルは高すぎる。一旦今の憲法を捨てるべき。
GHQ占領時20万人が公職追放され国に主権が無く押付けられた現憲法は無効です。現憲法は改正できないようにしてあります。無効と宣言するのが正しい手順
改正ではなく、破棄すれば良いだけ。
自主国家としてGHQの占領基本法を改正すべき、未来の子どもたちのためにも。
アメリカ人でさえもおかしいという人は多い。変えようとしないのは、むしろ大半は既得権益で守られている日本人たちではないだろうか。
そういうやり方があるとはなぁ。