(蓮舫氏3位の画像を追加 20:11)
小池氏圧勝「蓮舫が知事になるくらいなら」と小池に入れた票は死に票に
7月7日
予想通り、小池氏が圧勝しました。こんなことは最初からわかっていたことです。
この知事選、いろいろあり得ないことが起こりましたが、一番驚いたのは「蓮舫が知事になるくらいなら小池に入れろ」と言った一部の保守層です。さらに驚いたのは、中盤の情勢がほとんど小池リード、または大幅リードと報じられてもまだ「最悪な事態を避けるべき」と言っていたことです。はっきり言ってこの時点で勝負は九分九厘決していました。子供でもわかることです。
彼らは実際に小池氏に投票したのでしょうが、残念ながらその票は文字通り「死に票」になりました。
小池氏のゼロ打ちを見れば、そんな票があろうがなかろうが小池氏が当選したことは自明です。告示の時の記事に「ダブルスコアになる」と書きましたが、その通りかもしくはそれ以上になりそうです。こんなことは最初からわかっていたことです。

正確に言うと死に票ではありません。最悪の票です。彼らが投じた票が、見事に小池氏と自民党の圧勝に加担したからです。小池氏と自民党が圧勝したので、これからますます多様性、LGBTを推進していくでしょう。多分、夫婦別姓も立法化すると思います。
今回の選挙は保守であると言われた候補も何人か立候補していました(少なくとも小池氏よりも)。そういう候補の主張をSNSで広めるどころか、チクチクとディスり続け、ひたすら蓮舫氏や他の保守候補などの批判だけを繰り返し、もって小池氏をあげたのです。
彼らは自分の信念を曲げ、競馬でもあるまいし、勝ち馬に投票することが「生き票」であり、負ける馬に投票するのは「死に票」だとして、小池都知事が最低で最悪な知事であることを承知で人に投票を促し、そして自らも投票したのです。

自分の信ずる人、自分の考える信念や政策に近い人に入れるという選挙の大原則を破り、蓮舫氏に勝たせないために小池氏に入れ(何度も言いますが最初から意味のない死に票)、民主主義を自ら崩壊させたのです。
彼らは、自・公・国・自治体52の首長が小池氏を支持し、連合や立民でさえ蓮舫氏を見限っている状態で、まだ蓮舫が勝つかもしれないと考えていたのです。子供でも分かる小池氏の圧勝を、彼らは読むことができなかったのです。考えられません。
しかし、ある仮説が正しいとすると、このことは驚きではなくなります。それは蓮舫が勝とうが負けようが小池に入れたかったのではないかということです。そうだとすると、全ては納得がいきます。もちろん、そうだったのかそうでなかったのかは知るところではありません。

ただ一つ、確実に言えることは、彼らはもう小池氏が今後どんな悪行を働こうと、悪政をしようとも小池氏を批判することはできないということです。なぜなら、彼らは小池が最低だとわかっていながら、小池を信任する一票を自らの意思で入れたからです。彼らは愚かにも権利を自ら放棄したのです。
誤解する人はいないと思いますが、一応申し上げると、小池氏に投票したこと自体を批判しているのはありません。この選挙で、蓮舫氏、石丸氏、桜井氏、田母神氏、小池氏、ひまそら氏、その他の人の政策を支持して、それぞれの候補に自分の考えに近い人に投票した人はそれでいいのです。誰に投票しようがそれを批判する権利は誰にもありません。
信念を曲げて、勝ち馬に乗るために、誰かを勝たせたくないからと言って、自分の考えと180度違う人間に入れたことを言っているのです。恥を知れと。

蓮舫氏は2位にもなれず、現状3位
(画像:NHK)

参考記事


(画像:NHK)