カトリック指導者らがフランスの司教らに加わり、パリ五輪開会式の最後の晩餐の場面を非難
世界中のカトリック指導者たちが、フランス司教協議会や米国司教団とともに、パリ・オリンピックの開会式で最後の晩餐が描かれたことを批判し、キリスト教を深く侮蔑するものだと訴えた。
Catholic leaders from around the world have joined the French Bishops’ Conference and U.S. bishops in criticizing the Paris Olympics opening ceremony for its depiction of the Last Supper, calling it a deeply deplorable derision of Christianity. https://t.co/zouXHXpeWM
— Catholic News Agency (@cnalive) July 27, 2024
世界中の司教や高位聖職者たちは、フランス司教協議会や米国の司教らに加わり、7月26日に開催されたパリ五輪開会式における「最後の晩餐」の描写を批判し、キリスト教に対する極めて嘆かわしい嘲笑であると述べた。
土曜日に発表された声明の中で、フランスの司教たちは「キリスト教に対する嘲笑と愚弄の光景」に対して深い遺憾の意を表明し、「深く遺憾に思う」と述べた。「今朝、私たちは特定の場面の怒りと挑発によって傷ついたすべてのキリスト教徒のことを思います」
司教らは「オリンピックの祭典は一部の芸術家の思想的嗜好をはるかに超えたものだということを彼らが理解してくれることを願っている」と付け加えた。(catholicnewsagency)
米国と世界の指導者らがパリ五輪開会式での「最後の晩餐」の嘲笑を非難
2024年7月27日
米国や世界の議員数名が2024年パリ五輪の開会式を非難している。「昨夜の『最後の晩餐』に対する嘲笑は、オリンピックの開会式を見た世界中のキリスト教徒にとって衝撃的で侮辱的なものだ」と、共和党のマイク・ジョンソン下院議長はXへの投稿で述べた。
イタリアのマッテオ・サルヴィーニ副首相は、最後の晩餐の写真の上にドラァグクイーンの写真を掲載し、その行為を批判した。「世界中の何十億ものキリスト教徒を侮辱してオリンピックを開幕したのは、本当にひどい始まりだった、親愛なるフランス人よ」と彼は書いた。「下品だ」
ハンガリーの駐バチカン大使エドゥアルト・ハプスブルクは、マリー・アントワネットの斬首に言及し、「オリンピックを考えたときに、ハプスブルク家の斬首や中心的なキリスト教のイベントを嘲笑することが真っ先に思い浮かぶものだ」と述べた。(foxnews)
マルタのチャールズ・シクルーナ大司教はXで、マルタ駐在のフランス大使にメッセージを送り、「2024年パリオリンピックの開会式でドラッグアーティストの一団がイエスの最後の晩餐をパロディ化したことで、私たちキリスト教徒が侮辱されたことに対する悲しみと大きな失望」を表明したと述べた。
I have just sent these two messages to H.E. the French Ambassador to Malta expressing my distress & the disappointment of many Christians at the gratuitous insult to the Eucharist during the Opening Ceremony of the 2024 Paris Olympics. I encourage others to message H.E. pic.twitter.com/KKdebHYh9d
— Bishop CJ Scicluna (@BishopScicluna) July 27, 2024
カトリックのロバート・バロン司教は、パリオリンピックの冒涜的な開会式を非難している「彼らがイスラム教を同じように嘲笑することを敢えてしただろうか?この深く世俗的でポストモダンな社会は、自分たちの敵が誰であるかを知っている――彼らはそれを名指ししている」
Catholic bishop slams Olympics Opening Ceremony for mocking Christianity.
“Would they ever have dared mock Islam in a similar way?”
— Oli London (@OliLondonTV) July 27, 2024
フランスのカトリック教会は、オリンピックの開会式がキリスト教を嘲笑するような描写があり、ドラッグクイーンたちが最後の晩餐のイエス・キリストと使徒たちを演じたことを非難した。まだ十分ではない。バチカンからの声明が必要だ。
The Catholic Church in France has condemned the Olympics opening ceremony for its derisive depictions of Christianity, in which drag queens portrayed Jesus Christ and his Apostles at the Last Supper.
It isn’t enough. We still need a statement from the Vatican. pic.twitter.com/dDJc6dqDYG
— Ian Miles Cheong (@stillgray) July 27, 2024