トランプ氏、性別騒動のアルジェリア選手は「男性ボクサー」 パリ五輪 ロスでは「やらせない」
2024/8/4
米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は3日、南部ジョージア州での演説で、パリ五輪のボクシング女子で性別を巡る騒動の渦中にいるイマネ・ヘリフ選手(アルジェリア)を「優れた男性ボクサー」と呼んだ。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長はヘリフ選手について「女性として生まれ育ち、パスポートも女性と記されている」としている。
トランプ氏は「女性スポーツから男性を締め出す」とも発言。ヘリフ選手の試合を「男性が女性を殴るものだ」と表現し、2028年のロサンゼルス五輪では「決してやらせない」と述べた。(共同)
「私たちが選出されたら、女子スポーツでプレーする男性はいないだろう。」 トランプ前大統領は、アルジェリアのイマネ・ケリフとイタリアのアンジェラ・カリニのオリンピックボクシング試合後に巻き起こった論争について意見を述べた。
“There will be no men playing in women’s sports when we’re elected.”
Former President Trump weighs in on the controversy sparked after an Olympic boxing match between Algeria’s Imane Khelif and Italy’s Angela Carini. | @FoxBusiness @MariaBartiromo pic.twitter.com/UikxpVev5w
— Fox News (@FoxNews) August 2, 2024
トランプ大統領「彼らは男性を女子スポーツに参加させようとしている。今日、イタリアの女子ボクサーが『2発打たれただけで無理だ』と言って試合を放棄した。40秒で2発のジャブを受けた。
ジャブはそんなに悪いものじゃないはずです。私自身はジャブを受けるのが得意ではありませんが、それにしても彼女は2発のジャブで『もう無理だ』と言った。
彼女は『こんなに強く打たれたことはない』と言った。私はいつもウェイトリフティングを究極の例として使うが、この試合を見て、我々が当選すれば男性が女子スポーツに参加することはなくなると思う」