兵庫 斎藤知事 “パワハラ疑い” 百条委で証人尋問
2024年8月30日 17時35分
NHKによれば、兵庫県の斎藤知事のパワハラの疑いなどを告発する文書をめぐって、県議会の百条委員会では、30日、2回目の証人尋問が行われていて、斎藤知事への尋問が始まった。
斎藤知事は職員からどのような評価をされていると考えるか問われたのに対し、「厳しい上司だと思われていると思う。仕事は厳しくするというのが私のこれまでのスタイルなので職員にどう思われているかは、いろいろあると思う」と述べた。
斎藤知事は「自分が知らないことがテレビで取り上げられ、評判になったら『聞いていない』と担当者を呼んで執ように責めたてる」という告発文書の記載が事実か問われたのに対し、「記憶にない。なんらかの指摘をしたとしても、いろいろなレクを受けているので、1つひとつ覚えていないこともある」と述べた。
証人尋問では、告発文書に記載されていた「出張先で公用車を降り、20メートル歩かされただけで職員をどなり散らした」との疑惑について委員が質問した。
委員から「職員の対応は不十分だった?」と尋問に「車止めを取り忘れていたと強く思った」と主張し、再度の「不十分だった」に「そうだと思います」と強調した。
車止めの先が進入禁止区域だったことは認識してなかったとする斎藤知事は「車止めをのけて、そこ(出入り口)まで行くか、もしくは車止めのところで2人が待っていただくのも1つの選択肢だった」と主張し、「私は、歩かされたことに怒ったのではなく、円滑な車の進入を確保していなかったことについて注意をした」と主張した
(日刊スポーツ)
職員は証人尋問で、「非常に強い叱責で、想定外だった。車止めなので触るのはどうかと思ったが、移動せざるをえなかった」と証言。委員から叱責について問われ、「社会通念上必要な範囲とは思わない。理不尽な叱責を受けたと感じている」と述べた(読売新聞)
兵庫県百条委員会
質問
⇒自分(知事)の知らないことがテレビに取り上げられ評判になったら「聞いていない」と担当者を呼びつけて執拗に責め立てたことは?斎藤知事
⇒記憶にないですね。なんらかの指摘をしたとしても私も正直いろんなレクを受けてますから1つ1つ覚えていない。 pic.twitter.com/9PqdGtRets— あらかわ (@kazu10233147) August 30, 2024