自公228議席、過半数割れで大政局へ 立民は「敵失」追い風に
10/24(木)
衆院選の選挙戦は残り3日間となった。石破茂首相(自民党総裁)は「勝敗ライン」に設定した「自民、公明両党で過半数」を死守するため激戦区でテコ入れしている。
こうしたなか、自民党が派閥収入不記載事件をめぐり、衆院選で非公認とした候補が代表を務める党支部に活動費2000万円を支給していたことが発覚し、「偽装非公認」「ステルス公認」などと激しい批判が噴出した。
選挙プランナーの松田馨氏は、自公与党は大きく議席を減らして計228議席にとどまり、過半数(233議席)を割り込むとの結果。このままでは、選挙後の大政局は避けられそうにない。
「極めて厳しい情勢だ。日本のために、次の時代のために皆さんの力を賜りたい」「立民は『政権交代こそ政治改革』と言うが、どんな政策をやろうとしているのか全く分からない。そんな無責任な人たちに日本を任せるわけにはいかない」石破首相は23日、水戸市で街頭演説し、こう声を張り上げた。悲壮感が漂っていた。
自民党の候補者や都道府県連宛に21日付で出した「緊急通達」では、「選挙は重大局面を迎えている。底力を発揮するのは今この時だ」などとげきを飛ばしたが、状況は危機的のようだ。
松田氏の分析では、石破首相の自民党は選挙前の256議席から53議席減の「小選挙区144、比例59の203議席」と歴史的惨敗となった。
石井啓一新代表の初陣で、連立与党を組む公明党も、自民党炎上のあおりで選挙前の32議席から7議席減の「小選挙区6、比例19の25議席」にとどまるとの予測。自民党と公明党の合計で228議席で、自公与党は過半数割れとなる。
「勝敗ライン」に達しなかった石破首相は「ルールを守る」との公約通り、内閣総辞職などを決断する可能性がある。居座ろうとすれば、党内から「石破おろし」が噴出しかねない。当然、森山裕幹事長と小泉進次郎選対委員長も連帯責任を問われる。(夕刊フジ)
ネットの声
自業自得、石破、辞めろ!
せっかく、総裁選で政策語ったのに、裏金を表に出して解散した。全て石破の責任。
自民が衰勢なのは理解出来るが、立民が躍進してんのはマジで糞。情弱多すぎやろ。
石破には、自民党という嘘つき集団が乗る舟が完全に沈みきるまで、首相として頑張っていただきたい
自民党もこれ以外に手はなかった。安倍さんが死んでからすでに命脈尽きた。
自民党が減るのはわかるがK産党と根っこが変わらない立民が増えるのがわからない
大連立は無理。安保政策が一致しないので、アメリカが反対する。
かなり予想が分かれてきたが、自民の大敗は確実。あわてて解散して「裏金選挙」にしたのが悪手だった。内閣総辞職か連立か。
与党過半数割れなら多党連立になるか、立憲とその他全部を集めて烏合連立になるかのどちらかしかない。いずれにしても石破は辞めさせられる。