石破氏、詰み。旧安倍派がキャスティングボード握る可能性
10月30日
下記の記事の通り(決選投票になり、国民は玉木氏の名前を書く。維新は立民につく。自民は旧安倍派3人に衆院貝入りを要請)になると仮定した場合。決選投票になると自公は215。玉木氏は決選投票でも「玉木」と書くので国民の28は無効票。立民148、維新38、れいわ9、共産8、社民1で合計204となり、与党と野党の差は11票。
保守党3、参政党3、無所属は12。無所属の内訳は12は萩生田光一、世耕弘成、西村康稔(旧安倍派)、松原仁、中村勇太(中村喜四郎氏長男)、平沢勝栄、北神圭朗(元民主党野田政権下)、緒方林太郎(元民主党)、福島伸享(元民主党)、吉良州司(元国民民主)、広瀬健(自民党からの公認希望)、三反園訓(無所属。会派は元二階派)
立民野田氏は無所属の旧野党の3または4人を入れたとしてもMAX208で及ばず、どうしても国民民主の協力を得る必要がある。
自民党は旧安倍派の世耕弘成、萩生田光一、西村康稔各氏と平沢勝栄氏の4人に衆院会派入りを要請した。安倍派は石破政権に恨み骨髄。もし、萩生田光一、世耕弘成、西村康稔各氏が石破に「高市氏と交代しないと、旧安倍派と結託して決選投票を棄権する」と脅せば石破政権は瓦解。この場合、参政党、保守党も高市氏に乗る可能性あり。
識者によると、もし決選投票で石破が勝ったとしても、野党は内閣不信任案では結託しているので不信任案は成立する。この場合、もはや解散はできないので内閣総辞職しかない。
いずれにしても石破は詰んでいる。さっさと辞めろ。
首相指名選挙、30年ぶり決選投票の公算大 過去に野党が政権奪取も
10/29(火)
11月11日に召集される見通しの特別国会では首相指名選挙が実施される。首相指名選挙で現時点では与野党とも衆院の過半数に届かず、30年ぶりの決選投票にもつれこむ公算が大きくなっている。
衆院選では自民、公明両党を合わせても215議席しか獲得できず、過半数の233まで18議席足りない。保守系無所属を含めても届かないため、自民は28議席を獲得した国民民主党に期待を寄せるが、玉木雄一郎代表は首相指名選挙で自らの名前を書くと表明した。
首相指名選挙では、有効投票の過半数を得た議員が首相に指名される。1回目の投票で過半数を得た議員がいない場合、上位2人の決選投票となる。衆院規則は、決選投票では「過半数を得た者」ではなく「多数を得た者」と規定しており、多数派を形成すれば勝利できる。(毎日新聞)
立憲・野田代表、首相指名での協力要請 維新・馬場代表「協議する」
10/30 11:29
立憲民主党の野田佳彦代表は30日午前、日本維新の会の馬場伸幸代表と国会内で会談し、特別国会での首相指名選挙について協力を要請した。馬場氏は会談後、記者団に「両党間で協議をしていく。(野田氏の)名前を書けるかはこれからの協議次第だ」と述べた。野田氏は午後、共産党の田村智子委員長とも会談する。
立憲、維新両党の幹事長と国対委員長も同席した。野田氏によると、首相指名選挙で石破茂首相との決選投票になることを想定し、野田氏は「政権をかえていく大きなチャンス。野田と書いてほしい」と協力を求めた。これに対し、馬場氏は「意味のない迎合は国民から何をしているかとみられる。野田さんの名前を書くにしても大義、具体的改革案がないとくみすることはない」と伝えたという(毎日新聞)
国民民主、首相指名「玉木雄一郎」で方針確認 決選投票の場合でも
10/30 11:17
国民民主党は30日、オンラインで執行役員会を開き、特別国会の首相指名選挙で石破茂首相と立憲民主党の野田佳彦代表の決選投票になった場合でも、玉木雄一郎代表の名前を書く方針を確認した。玉木氏が説明し、異論は出なかった。今後、両院議員総会に諮り、正式決定する。
玉木氏は29日の記者会見で「『玉木』と1回目も2回目も書くというのが、今の我々の方針」と説明していた。(毎日新聞)
石破が降りた場合、総裁選をやり直す時間はないので、25年の参院選までの暫定措置として、両院議員総会で総裁を選出する可能性がある。前回総裁選で石破氏の次点だった高市早苗氏の他、「自民内の合意だけでなく野党の協力も得やすい」(閣僚経験者)という評価軸で林芳正官房長官らも候補として浮上しそうだ。(日経ビジネス)
自民党は世耕弘成、萩生田光一、西村康稔、平沢勝栄の4氏に衆院会派入りを要請した(時事通信)