2020年最も正確な世論調査を行ったAtlasintelのCEOの選挙前夜のインタビュー全文(動画)
FOX、ジェシー・ワターズ:2020年最も正確な世論調査を行ったAtlasintelのCEO、アンドレイ・ローマンが、選挙投票日前最後の予測でPrimetimeに登場。”ラストベルトでもサンベルトでも、トランプは一貫してハリスを上回っている”
2020’s most accurate pollster, @Andrei__Roman, joins Primetime with his final prediction before election day. pic.twitter.com/YB0QiXm0lC
— Jesse Watters (@JesseBWatters) November 5, 2024
FOX、ジェシー・ワターズ:さて、2020年はあなたがほぼ的中させましたが、今度も多くの信頼できる世論調査機関と対峙していますね。ペンシルバニア州ではトランプが1ポイントリードしていますが、他の激戦州ではどうですか?
アンドレイ・ローマン:ええと、この選挙戦の初めから、Atlas Intelはトランプに構造的な優位性があることを示してきました。ラストベルト(産業衰退地域)やサンベルト(温暖な南部地域)全体で、彼は常にカマラ・ハリスに対して優位に立っています。我々の調査では、彼はミネソタ州でもハリスに対して2ポイント以内の差に収まっています。
ジェシー・ワターズ:おお、またしてもミネソタ州でトランプが2ポイント以内ですか?
ミネソタ州では前回トランプ大統領はバイデンに大差(8ポイント差)で敗れている
(NHK:2020大統領選)
アンドレイ・ローマン:そうです。これはまさに構造的な優位性を示しています。両陣営の政治的なマシン(組織)は非常に強力ですし、この選挙キャンペーンにかけられている資金やリソースの量も膨大です。例えば、ノースカロライナやジョージアなど、伝統的に民主党が優位な州でも構造的には改善を続けていますが、現職大統領に対する不支持率が大きく、それと戦っています。また、ネバダのように以前はリードしていた州でも、構造的な変化により、トランプが逆転する良いチャンスがあると見ています。我々のデータでも非常に接戦です。
ネバダ州では前回トランプ大統領はバイデンに2ポイント差で敗れている(不正の可能性はあり)
(NHK:2020大統領選)
ジェシー・ワターズ:ということは、あなたはトランプがネバダ州を取ると言うのですね?ラスベガスがあるクラーク郡は歴史的に腐敗が根強く、政治マシンが支配していて、毎回民主党を勝たせるために必要なことをやっていますが、なぜ今回はトランプがそのクラーク郡のマシンを乗り越えられると思うのですか?
アンドレイ・ローマン:選挙マシンの票は一般的に世論調査ではうまく反映されません。もしマシンの影響が大きいのであれば、結果が我々の世論調査とは異なる可能性があります。ネバダ州ではその傾向が見られ、アリゾナ州でも同様です。地方では非常に多くの投票が行われており、都市部では投票率が低下しています。郊外でも、保守派の有権者が多く投票しており、進歩派の有権者を補うような形になっています。早期投票の地方の結果はトランプにとって非常に良好です。
選挙日の「カニバリゼーション(重複投票)」が心配されており、選挙日に投票するはずの有権者が既に早期投票で済ませてしまっているかもしれませんが、すべての民主党支持者が選挙日に投票するとは限りません。最終的には、両陣営の規模を見極め、バランスを考慮してどちらがより優位かを理解する必要があります。今のところのデータでは、今回の選挙では保守派の層がより積極的に参加しようとしている一方、進歩派の層はやや動員が弱まっているように見えます。民主党の側の有権者が選挙日に投票するとは思わないのです
ジェシー・ワターズ:あなたは、前回も的中させましたが、今回も成功するか見てみましょう。