石破政権、日朝連絡事務所設置案「維持か」/島田洋一氏の質問に「答えを差し控える」連発/ネットは怒りの嵐
石破茂首相、日朝連絡事務所設置案「維持か」 保守党・島田洋一氏、政府答弁書に懸念https://t.co/hAXghC9M7T
政府は、日朝間に連絡事務所を設置するとの首相の持論について問われた質問主意書に対し「今後の対応に支障をきたす恐れがあることから回答は差し控える」とする答弁書を閣議決定した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 22, 2024
島田洋一氏質問の要約
1. 東京と平壌の相互連絡事務所
石破首相が主張する「東京と平壌の連絡事務所設置」に対し、拉致被害者家族会は「時間稼ぎや幕引きに利用される」として反対。首相がこの方針を変更する考えがあるか、具体的な解決策を問う。
2. 日朝国交正常化推進議員連盟との関係
石破首相と閣僚の一部が属する日朝議連は、拉致問題を棚上げし日朝国交正常化を目指してきた。この活動が拉致問題解決にどう影響するのか、疑念を払拭するための基本姿勢と具体策を示すべき。
3. 日朝議連の歴史認識
衛藤征士郎元会長の「日本の北朝鮮侵略」発言について、石破首相がこれを共有するのかを明確にし、毅然とした外交姿勢を示す必要がある。(衆議院HP)
島田氏、政府回答について要するに、この首相は全く信用できない。
政府回答
一及び二の1について
お尋ねの「石破内閣の基本姿勢」については、北朝鮮との関係に関する我が国の一貫した方針は、日朝平壌宣言に基づき核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化の実現を目指す、というものであり、そのような諸懸案の包括的な解決に向けて何が最も効果的かという観点から、北朝鮮への対応について不断に検討してまいりたい。また、その余のお尋ねについてお答えすることは差し控えたい。
二の2について
お尋ねは、石破内閣総理大臣個人の政治活動に関するものと考えられることから、政府としてお答えする立場にない。
島田氏、懸念、疑念を深めざるを得ない、非常に不誠実、不見識な内容だ。
①欺瞞的な「連絡事務所」をいまだ画策していると見ざるを得ない。
②なぜ日朝議連に軸足を移したかについて、石破「個人の政治活動」であって政府は関係ないとしているが、この回答にもある通り、石破氏は「内閣総理大臣」ではないのか。
③歴史認識についても、本来、「自分の考えは衛藤征士郎氏と違う」とひと言言えば済む話だ。
要するに、この首相は全く信用できない。