大谷翔平、ナショナルリーグMVPを受賞!指名打者として史上初の快挙
2024年11月22日
大リーグで今シーズン、最も活躍した選手に贈られるMVP=最優秀選手が発表され、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手がナショナルリーグのMVPに輝いた。指名打者としてプレーした選手がMVPを受賞するのは、大リーグ史上初の快挙である。
大谷選手は、右ひじの手術の影響で今シーズンはバッターに専念したが、打率3割1分、ホームラン54本、130打点、59盗塁と自己最高の成績を記録。ホームラン王と打点王の2冠を達成し、さらに大リーグ史上初となる「50本塁打・50盗塁」の「50-50クラブ」入りを果たした。その圧倒的なパフォーマンスが評価され、MVP受賞に至った。
ナショナルリーグの最終候補には、大谷選手のほか、ニューヨーク・メッツのフランシスコ・リンドー選手とアリゾナ・ダイヤモンドバックスのケテル・マーテイ選手が名を連ねていたが、30人の記者全員が大谷選手に投票する「満票」での選出となり、その圧倒的な存在感を改めて示した。
大谷選手にとっては、今回の受賞が2年連続3回目のMVP獲得となる。加えて、指名打者として専念した選手として初のMVP受賞という記録も打ち立てた。これにより、大谷選手は改めて「二刀流」に限らず、攻撃面においても大リーグの歴史に名を刻む選手であることを証明した。
大谷選手は今シーズン、選手間投票でナショナルリーグの最優秀野手に選ばれたほか、「ハンク・アーロン賞」や「シルバースラッガー賞」など主要な個人賞を総なめにしており、MVP受賞はその締めくくりとなった。
大谷翔平が2023年のAL MVPを獲得したことを知ったとき、その傍らにはデコイがいた。
Throwback to Shohei Ohtani finding out he won the 2023 AL MVP with Decoy by his side.pic.twitter.com/NKZ9PdVrs2
— Dodgers Nation (@DodgersNation) November 21, 2024
大谷翔平がウォークオフ・グランドスラムで40/40を達成したことを覚えている人はいるだろうか?
Alright, who remembers when Shohei Ohtani reached 40/40 with a Walk Off Grand Slam? pic.twitter.com/uxVdlQqfNb
— Dodgers Muse (@LADodgersMuse) November 21, 2024