イーロン・マスク、MSNBC買収の構想を示唆
11月23日
イーロン・マスク氏がMSNBC買収の可能性について話題になりました。きっかけは、ドナルド・トランプ・ジュニア氏がSNSで「イーロン・マスク、面白いアイデアがある!」と、MSNBCに「売却中」の看板の画像をシェアしたことです。これに対し、マスク氏は「いくらかかる?」と応答し、SNS上で大きな反響を呼んでいます。
このやり取りは、かつてマスク氏がTwitterを買収した際の動きと似ています。当時も「まさかそんなこと」という声がある中、彼は実際に買収しました。今回のMSNBCについても、冗談で終わるのか、それとも本当に行動に移すのかは不明ですが、マスク氏の過去の例を考えると「あり得ない」とは言い切れません。
現在、MSNBCは視聴率の低下や親会社コムキャストの事業再編計画などで揺れ動いています。TNWは、マスク氏ならではの大胆な改革で、従来のメディアの枠を超えた新しい形の放送局が誕生するかも、とかなり期待しています。
トランプJr.「ちょっとイーロン、史上最高に面白いアイデアを思いついた!!!」
(Wall Street Mav「11月13日コムキャストはMSNBCを売りに出している。CNNは大規模なレイオフを発表した。たぶん新しいオーナーは、視聴者に嘘をつき続けるのは最低のビジネスモデルだと気づくだろう」)
イーロン・マスク氏「値段はいくらだ?」
How much does it cost?
— Elon Musk (@elonmusk) November 22, 2024
MSNBCは視聴率の低下や親会社コムキャストの事業再編計画などで揺れ動き、大物キャスターは年棒大幅減の憂き目に
trendingpoliticsnewsによると、MSNBCの看板キャスターであるレイチェル・マドー氏は、年俸が3,000万ドルから2,500万ドルに減額される契約を結んだ。親会社であるコムキャストがケーブルチャンネルの分離を計画しており、MSNBCの将来に不透明感が漂っていることが背景にある。また、同局の視聴率はドナルド・トランプ氏の大統領選勝利後に40%減少している。
さらに、ジョー・スカーボロー氏とミカ・ブレジンスキー氏がトランプ氏と会談したことが視聴者の反発を招き、番組「モーニング・ジョー」の視聴率も低下している