「名古屋市長選に見る政治のパラダイムシフト」ー広沢氏、自国立、無党派の支持層で大塚氏を上回る
名古屋市長選挙 広沢一郎氏が初当選
NHKは、名古屋市長選挙が24日に行われ、日本保守党などが推薦した広沢一郎氏(60)が初めての当選を果たしたとゼロ打ち当確を出した。
広沢氏は「河村市長の政策と理念を引き継ぐ、この1点で勝負したことが、有権者の心に響いたと思う。市民税の減税や名古屋城天守閣の木造復元など、マニフェストの実現をいつ、どこから着手できるか、役所と相談しながら着実に進めていきたい」と抱負を述べた。投票率は39.63%で、前回・3年前の選挙と比べ2.49ポイント低くなった。
・広沢一郎氏(当選)39万2519票
・大塚耕平氏 26万1425票
・尾形慶子氏 5万3622票 以下略(選管結果)
名古屋市長選挙で広沢一郎氏が初当選、既存政党離れが加速
11月25日
名古屋市長選挙が11月24日に行われ、日本保守党などが推薦した広沢一郎氏(60)が初当選を果たした。広沢氏は、自民・公明・国民民主・立憲民主の既存与党が推した大塚耕平氏に圧勝した。
中日新聞の出口調査によれば、自民、立民、そして大塚氏の出身母体である国民までが大塚氏より広沢氏に投票した。この結果は、有権者が既存政党への不満を明確に示した形となり「政治体制への嫌気」を表している。
兵庫県知事選でも見られたように、今回の選挙は全国的な政治構造の転換を示唆している。既存政党に依存しない候補者が注目を集め、国民の利益を優先する人物を選ぶ有権者の意識が高まっていることが浮き彫りになった。
また、今回もオールドメディアの影響力が及ばなかったことから、有権者が情報源を多様化させ、独自の判断を行う力を備えていることがうかがえる。これらの動きは、既存政党と伝統的メディアが直面する大きな課題を浮き彫りにし、今後の政治の在り方に大きな影響を及ぼす可能性がある(TNW)
支持政党別の投票先では、自民の48%、大塚氏の出身政党である国民の56・5%、立民の46・5%が広沢氏へ流れ、政党支持なし層の59・1%の支持も得た。大塚氏は公明の6割を固めたが、自民は42・8%、立民は44・8%、国民は37・3%、政党支持なし層は27・7%と浸透しきれなかった。(中日新聞)
中日新聞による名古屋市長選挙の出口調査が興味深い
有権者が減税を求めていることが、誰の目にも明らかだ pic.twitter.com/DMQccuUs8e
— KOJI HIRAI 平井宏治 (@KojiHirai6) November 24, 2024
ネットの声
• 支持者の気持ちが読めない政党では次回の選挙でまた議席を減らすでしょう。既に自由民主党に完全に取り込まれているようですし。
• どこぞの余計なのが投票してはならないとかヌカしていたけど名古屋市民には通じませんでした。
• 国民民主党の支持者は減税を支持しているのであって、党支持ありきではないと言う事なんですね。
• 多くの国民は減税を切望してるのに、強く抵抗してるのが政府与党と野党第一党立民という有様。
• 有権者が減税を求めていることが、誰の目にも明らか。
• 無党派層の6割が広沢候補を支持した。自民も立憲民主も支持層の広沢推しが大塚支持を僅差で上回った。
• 公明党と共産党の支持層だけは党が推薦する候補者を頑なに支持したww。
• 国民支持者の投票先に刮目。減税政策が正しく伝われば民意を勝ち取れますね。
• 自民、立民、国民の支持者も半分くらいは広沢さんですね。
• 一番興味深いのは、公明党支持の方々は税金を払いたくて払いたくて仕方ないのがよーくわかります。
• 公明党支持者の3割、共産党支持者でも約2割が広沢さん支持なんですね。公明党、共産党共に一定数の支持層があるのが興味深いです。
• 国民の支持者は賢明ですね。信者ではなく政策で判断する支持者。