日本メディアのほとんどは、ハンターが11年間に及び恩赦を受けたと報じず/そして一番のバイデン擁護はあのメディア
トランプ大統領の顧問弁護士、アリーナ・ハバ「なんて冗談だ。ニューヨーク・タイムズは、ハンターが10年間の不正行為に対して恩赦を受けたことを一切一面で触れていない。あれだけ「そんなことは絶対に起こらない」と主張しておいて。フェイクニュースだ」
「NYポストはハンターがうまく逃げたと報じている。WSJもバイデンが息子を恩赦したと報じているが、NYタイムズはゼロ、何も触れていない。ハンターやバイデンについて、NYタイムズは全く報じていない」
🚨What a joke @nytimes fails to mention anywhere on the front page that Hunter got pardoned for 10 years of shenanigans after insisting it would never happen #FakeNews pic.twitter.com/r0G2by06BB
— Alina Habba (@AlinaHabba) December 2, 2024
NHK、時事通信、朝日、FNN、日テレ、TBS、テレ東は批判的に書くも、「2014年から2024年までの11年間すべて恩赦」したことを触れず
バイデン大統領が息子のハンター・バイデン氏に恩赦を与える書面に署名したことについて、アメリカメディアは批判的に伝えています。「ハンター氏が問われてきた罪は汚職の氷山の一角に過ぎず、バイデン大統領とその家族はアメリカ国民に対して嘘をついてきた」(NHK)
バイデン氏はこれまで「司法の判断を尊重する」として、息子に対する恩赦を否定していました。2025年1月に退任が迫る中での方針転換には、身内に甘い判断を下したと批判が集まりそうです(FNN)
トランプ次期大統領は、SNSで今回の恩赦には議事堂襲撃事件で収監された人らが含まれていないことに言及し「なんという乱用、誤審だ」と批判しています(日テレ)
バイデン大統領が銃を違法に所持した罪などで有罪評決を受けた次男ハンター氏の恩赦を発表しました。司法判断を尊重する姿勢から一転した形で、批判を呼びそうです。(TBS)
バイデン氏はこれまで、大統領権限によるハンター氏への恩赦の可能性を繰り返し否定していた。来年1月のトランプ次期政権の発足を前に姿勢を一変させたことで、批判が強まるのは避けられない(時事通信)
バイデン氏は司法の独立を尊重する立場から、ハンター氏への恩赦を繰り返し否定してきたが、来年1月に退任が迫るなかで、方針を一転させた(朝日新聞)
バイデン氏はこれまで大統領権限による恩赦を否定していましたが、退任を前に姿勢を変更しました。バイデン氏は、政治的対立が「司法の誤りを招いた」と指摘しています(テレ東)
・東京新聞、毎日新聞はまとも。批判的、さらに、「2014年から2024年までの11年間すべて恩赦」したことに触れる
バイデン氏は、2014年1月から2024年12月までの約10年間にハンター氏が関わった可能性のある全ての犯罪行為に「完全かつ無条件の恩赦」を与えるとした。ニュースサイト、ポリティコは「来年1月に就任する共和党のトランプ次期大統領による将来の訴追から、息子を守るのが目的」だと指摘した。一方、AP通信は「法の支配を尊重するとしてきたバイデン氏の驚くべき方針転換だ」と報じた(東京新聞)
バイデン氏はこれまで恩赦を与えない考えを示してきた。その姿勢を一変させ、大統領の権限を家族の利益のために使った今回の行動には批判が高まりそうだ。
ホワイトハウスが発表した恩赦の文面では、ハンター氏が「2014年から24年12月1日までの期間に犯した、あるいは犯した可能性がある、あるいは関与した」すべての犯罪行為に「完全かつ無条件の恩赦」が適用される(毎日新聞)
・これまで死ぬほど言ってきましたが、反トランプ、バイデン擁護の急先鋒は産経です
そして今回も一番ひどいのはやはり産経新聞。「2014年から2024年までの11年間すべて恩赦」したことはもちろん触れず、経緯について淡々と触れ、最後にはお涙頂戴
バイデン米大統領は1日の声明で、薬物依存を申告せず不法に銃を購入した罪や脱税罪などに問われた次男ハンター氏を巡り「恩赦に署名した」と発表した。司法判断を尊重するとの従来の立場を変えた。いずれの罪も今月中に量刑が言い渡される予定だった。
現職大統領の子供の起訴自体、米国史上初めての出来事だったが、バイデン氏にとってハンター氏はジル夫人とともに最も頼れる相談相手だったとされる。
民主党内で撤退圧力が高まったことを受けて家族で対応を協議した際、残留を最も強く主張したのはハンター氏だった。
バイデン氏は今回、声明でハンター氏の起訴について「私の一子であるという理由だけで標的にされた」と持論を述べ、「父親であり、大統領である私が今回の決断に至った理由を、米国民が理解してくれることを望んでいる」と訴えた。
ハンター氏は2歳の頃、自動車事故で母親と妹を亡くした。自らと兄は生き延びたが、15年にはその兄が46歳で病死した。21年4月に出版した回顧録で、ハンター氏はこう振り返っている。
「悲劇によって鍛えられ、途切れることのない愛で結ばれた家族に育った」
バイデン氏は今回、声明でハンター氏の起訴について「私の一子であるという理由だけで標的にされた」と持論を述べ、「父親であり、大統領である私が今回の決断に至った理由を、米国民が理解してくれることを望んでいる」と訴えた。(産経新聞)(産経新聞)