車を返品拒否された男がマツダのディーラーに突っ込む事件発生
12月10日
ABC4によると、ユタ州サンディのティム・ダール・マツダのディーラーで、返品を拒否された男性が購入したばかりの車でショールームに突っ込むという前代未聞の事件が発生した。
容疑者のマイケル・リー・マレー(35)は、月曜日の朝にディーラーで2000年代中期の中古スバル・アウトバックを購入。しかし、自宅に帰ると車に機械的な問題があることに気づいたという。彼はディーラーに電話をして車を返品したいと申し出たが、ディーラー側は「現状販売(as-is)」であるため返品はできないと説明。この「現状販売」とは、商品を現在の状態のままで販売する契約条件で、販売者は保証責任や修理義務を負わないというものだ。
激怒したマレーは「返品しないならショールームに車で突っ込む」と脅迫、行動に移した。彼は購入したスバルでディーラーに戻り、ショールームの正面玄関に突っ込んだ。事件は目撃者がスマートフォンで撮影しており、その映像には車がショールームに突入する様子が映っている。
事件により、建物の正面玄関のドアが破損し、ショールーム内に展示されていた車両も損傷した。被害額は約1万ドルにのぼると見積もられている。しかし幸いなことに、事件で負傷者は報告されていない。目撃者によれば、ショールームの近くにいた数人が車にぶつかりそうになり、危険を回避するために飛び退いたという。
逮捕後、マレーは捜査員と話すことは拒否。彼は第2級重罪の器物損壊罪と危険行為の軽罪で起訴される。
ユタ州の男性が、新車を購入したばかりのマツダのディーラーに車で突っ込む事件が発生した。
事件はユタ州サンディで起き、男性が車を返品できないと言われた後に起こった。男はディーラーに対し、返品を認めなければ車で正面玄関に突っ込むと警告していた。
NEW: Utah man drives his car through the front of a Mazda dealership just hours after purchasing the car from the same dealership.
The incident happened in Sandy, Utah, after the man was told he couldn’t return the car.
The man told the dealership that he would drive the car… pic.twitter.com/nNASSjOw0y
— Collin Rugg (@CollinRugg) December 10, 2024