2024選終盤で出た「アイオワ州でハリスが逆転」の世論調査
選挙選終盤に、カマラハリスがアイオワ州を逆転したという報道があったが、メディアのガスライティングと判明。しかし、日本の多くのメディアは、米の世論調査に釣られ、アイオワでハリスがリードしていると小躍りして報じていた。
当時、TNWはそんなことがあるはずがないとこの情報を否定しました。
1. アイオワは過去2回、トランプ大統領が圧勝している州
2016年にヒラリー・クリントン氏、2020年にジョー・バイデンと対戦した際、トランプ大統領はこのアイオワ州で8ポイント、13万票の差で勝利を収めている。過去の実績と支持基盤を考えれば、今回もトランプ氏が優勢であることは容易に予測できるはず。
2. もしアイオワでハリスがリードしているなら、激戦州での接戦はおかしい
他の州でも接戦が予想されている中で、もし本当にアイオワでハリスがリードしているなら、激戦州でもハリスがリードしているはず。実際には、激戦州では接戦(日本メディア曰く)ながらトランプ大統領がほとんどリードしており、レッドステートのアイオワは、なおさらリードしていると予測するのが自然。
トランプ大統領、不祥事を起こした世論調査員アン・セルザーに対する法的措置を発表:「選挙妨害 」
JUST IN: Trump Announces Legal Move Against Embattled Pollster Ann Selzer: ‘Election Interference’https://t.co/Yej8wRKs2Y
— Election Wizard (@ElectionWiz) December 17, 2024
トランプ大統領は、窮地に立たされている世論調査員アン・セルツァーに対して法的措置を発表し、「選挙妨害」と非難した。
トランプ大統領は、2024年選挙に関し、アイオワ州の著名な世論調査員アン・セルツァーとデモイン・レジスター紙を相手取り訴訟を起こすと発表した。トランプ大統領は「世論調査が操作され、選挙干渉が行われた」と主張し、セルツァーが「リードを故意に縮小させた」と非難した。(trendingpoliticsnews)
アン・セルツァーは、セルツァー・アンド・カンパニーという世論調査会社の代表で、調査員。セルツァーは、アイオワ州の有権者の意識を調査するために、デモイン・レジスター紙とメディアコムの依頼で世論調査を実施した。しかし、この調査結果が2024年の大統領選挙の実際の結果と大きく異なっていた。 (ニューヨーク・マガジン)
セルツァー氏の調査では、カマラ・ハリスがアイオワ州でトランプ氏に対してリードしていると示されてたが、実際の選挙ではトランプ氏が同州で大差をつけて勝利した。この結果を受けて、トランプ氏はセルツァー氏の調査が意図的に誤った情報を提供し、選挙に影響を与えようとしたと主張している。 (ニューヨーク・ポスト)
この会社はアメリカ・アイオワ州を拠点にし、デモイン・レジスター紙やブルームバーグなど、主要なメディアと協力して世論調査を実施し、特にアイオワ州における選挙予測をしてきた。
アン・セルツァー氏が率いる調査会社「セルツァー&カンパニー」は、アイオワ州の有力紙「デモイン・レジスター」と提携して定期的に世論調査を実施しています。2024年11月初旬に発表された同社の調査では、アイオワ州でカマラ・ハリス副大統領がドナルド・トランプ前大統領に対して47%対44%でリードしていると報じられた。 (ロイター)
一方、同時期に行われたエマーソン・カレッジの調査では、トランプ氏がハリス氏に対して10ポイントのリードを示していた。 (ロイター)
最終的に、アイオワ州では共和党のドナルド・トランプ氏が民主党のカマラ・ハリスに対し、約8ポイントの差で勝利した。 (FNN)