ケネディ暗殺の公式調査であるウォーレン委員会は、リー・ハーヴェイ・オズワルドが単独犯だと結論付けた。しかし、多くのアメリカ人はこれを疑問視し、CIAを含む複数の組織や人物が関与した可能性があるとする噂が広まっている。
ケネディは、ピッグス湾事件の失敗後にCIAを解体する意向を示していたため、同機関が暗殺に関与したとする説が根強い。さらに、CIAがオズワルドを監視していた事実や、関連情報の公開を拒む姿勢が疑惑を強めている。
アメリカ国立公文書館には、未だに未公開または部分的に検閲されたJFK関連文書が3100件存在しており、これらに決定的な証拠が隠されている可能性がある。
ドナルド・トランプ前大統領は、ロバート・F・ケネディ・ジュニアとの約束で、残りの未公開文書を完全公開するとしている。しかし、公開によってCIAや他国との外交関係に影響を及ぼすリスクが懸念される。
専門家は、未公開文書がCIAの失態や隠蔽を暴露する可能性が高いと見ている。一方で、公開はメキシコなど他国との外交問題を引き起こす可能性があるため、トランプがどのように対応するか注目されている(Dailymail)
ファイルが公開された場合、外交関係に影響を及ぼすリスク
1. メキシコとの関係悪化の可能性
未公開文書には、リー・ハーヴェイ・オズワルドが暗殺の2か月前にメキシコを訪れ、ソビエト連邦やキューバの大使館を訪れた際の記録が含まれているとされている。この際、CIAはメキシコ政府の協力を得て、これらの大使館を盗聴していたという疑惑がある。
また、メキシコの大統領自身がCIAの工作活動に協力し、国内の政敵の盗聴にも関与していたとされており、これが現在のメキシコ政府にとって非常に不都合な内容である可能性がある。
これらの文書が公開されると、メキシコ政府は過去のCIAとの不適切な協力が暴露され、国内外で批判を受ける可能性がある。また、現在のアメリカとメキシコの外交関係、特に移民問題や経済協力における関係が悪化するリスクが高まる。
2. CIAの工作活動の暴露
文書には、冷戦時代のCIAによる「汚い手口」(盗聴、諜報活動、政治工作など)が詳細に記録されている可能性がある。これが公開されると、アメリカが当時他国の内政にどの程度干渉していたのかが明らかになり、現在も影響を持つ国々(例: メキシコ、キューバ、ロシアなど)との外交関係が悪化する恐れがある。
トランプ大統領「大統領に当選したら9.11、JFK、ジェフリー・エプスタインに関するファイルの機密指定を解除する」
Q:「9.11のファイルの機密指定を解除しますか?」→トランプ大統領:「そうだ」
Q:「JFKのファイルの機密を解除しますか?」→トランプ大統領:「そうだ」
Q: 「エプスタインのファイルを機密解除しますか?」→トランプ大統領:「ああ、そうする」
🚨 Donald Trump says he will declassify the files on 9/11, JFK, and Jeffrey Epstein if he is elected President. pic.twitter.com/Odokr7G7SI
— Benny Johnson (@bennyjohnson) June 2, 2024