mRNA「ワクチン」接種を受けた人は、コロナ罹患後の死亡リスクが2倍になることが判明
2024年12月28日
Slaynewsによると、新たな研究により、mRNA「ワクチン」を接種した人々のCOVID-19後のコロナ罹患後の後遺症による死亡リスクがほぼ2倍になることが判明した。この研究の結果は医学誌「Frontiers in Medicine」に掲載された。
この研究は、ブラジルのリオデジャネイロ大学の主力研究者であるナディア・クリスティーナ・ピニェイロ・ロドリゲス氏とモニカ・クレイマー・デ・ノローニャ・アンドラーデ氏によって実施された。彼らは2020年から2023年にかけてのブラジルにおけるCOVID-19後の死亡率を調査した。
研究者らは患者を分析し、COVID-19のmRNA「ワクチン」を接種したグループと接種していないグループの2つに分けた。驚くべきことに、この研究では、ワクチン接種を受けた集団は死亡リスクがほぼ2倍になることが判明した。
研究論文の中で研究者らは、人口統計学的要因、併存疾患、ワクチン接種状況がコロナ罹患後の死亡リスクに影響を与える可能性があるという仮説を立てた。
彼らの主な目的は、これらの変数が時間の経過とともにどのように相互作用するかを評価することだった。特に、中期的(3~12か月)および長期的(1年以上)におけるCOVIDワクチン接種の潜在的なリスクに焦点を当てた。
この後ろ向きコホート研究では、ブラジルでCOVID-19として分類されたSARS症例を、国家「疫学監視システム(SIVEP)」データベースを使用して分析した。
このコホートでは5,157人の死亡が記録された。分析では、中期(症状発症後3~12か月)死亡率と長期(1年以上)死亡率を区別した。
統計的手法には、ワクチン接種状況、接種回数、人口統計学的要因、併存疾患、地域格差などの予測因子を含む、古典的な Cox モデル、Cox 混合効果モデル、Cox 脆弱性モデルが含まれる。
研究では、ワクチン接種を受けた人はコロナ後遺症による死亡リスクが高いことが判明した。
新型コロナウイルスのmRNA注射を1回または2回受けた人では死亡リスクがほぼ2倍になった。肝疾患は、高齢や合併症とともに、注目すべき長期リスク要因として浮上した。