日鉄は提訴、USスチールCEOは大激怒「バイデンは恥ずべきほど腐敗し、日本を侮辱している。中国共産党が躍り上がって喜んでいる!」
1月3日
バイデン大統領は、国家安全保障上の懸念を理由に、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収を禁止する命令を出した。これは、同盟国である日本企業による買収が大統領命令で阻止される初のケースであり、異例の事態となった。
日本製鉄とUSスチールは共同声明で、決定は政治的思惑によるもので適正手続きに反していると批判し、法的措置を講じる意向を示した。USスチールのCEOは声明で、バイデン大統領の行動を「恥ずべきもの」と非難し、買収実現を目指す考えを強調した。
専門家は、この決定が米中対立を背景にしつつも、経済合理性よりも有権者を意識した政治的判断であると指摘。
また、買収阻止によりUSスチールの製鉄所閉鎖や鉄鋼生産量減少など、国家安全保障上の新たな懸念を生む可能性を指摘した。一方で、日本企業による米国への投資は引き続き歓迎されるとの見解も示されている。
買収が実現しなければ日本製鉄はUSスチールに対して5億6500万ドル、日本円でおよそ890億円の違約金を支払わなければならない可能性があるほか、安定的な需要が見込めるアメリカ市場での戦略の見直しを迫られることになる。(NHK)
CBSニュース:USスチールの社長兼CEO、デビッド・バリット氏は、バイデン大統領による日本製鉄による同社の買収決定は「恥ずべき、腐敗した行為」であり、「組合員と疎遠な労働組合のボスに政治的報復を行った」と述べている。また、この決定は「日本を侮辱し、米国の競争力を危険にさらした」とも述べた。
NEW TO CBS: US Steel President & CEO David Burritt says that President Biden’s decision to the company’s acquisiton by Nippon Steel is “shameful and corrupt,” and that he “gave a political payback to a union boss out of touch with his members.” Also said the decision “insulted… pic.twitter.com/FODcEAZvUe
— Richard Escobedo (@RichardEscobedo) January 3, 2025
デビッド・B・ブリット氏(米国スチール社長兼CEO)の声明:バイデン大統領の本日の命令について
バイデン大統領の本日の行動は、恥ずべきものであり腐敗しています。彼は、自分のメンバーの意見を無視する労働組合の幹部に政治的な報酬を与え、我が社の未来、従業員、そして国家安全保障を害しました。さらに、日本という経済的・安全保障上の重要な同盟国を侮辱し、アメリカの競争力を危険にさらしました。その結果、中国共産党の指導者たちは北京の街頭で喜び踊っていることでしょう。
そしてバイデン大統領は、事実を知るために私たちと会うことすら拒否したのです。
我々の従業員や地域社会はもっと良い扱いを受けるべきです。アメリカのために最善の取引を実現し、それを成し遂げるために努力する大統領が必要でした。この投資こそが、米国スチール、従業員、地域社会、そして我が国の偉大な未来を保証するものであることは間違いありません。
我々はバイデン大統領の政治的腐敗に対抗するつもりです。
ネットの声
バイデンは国民を損なうことばかりしている。
バイデンは「組合幹部」を守るために何億ドルもの投資を無駄にした。
これがバイデンの「アメリカン・スチールを守る」というやり方か?恥ずべきことだ。
バイデン政権は組合幹部と組んで一般労働者を裏切っている。
日本はアメリカの重要な同盟国だ。バイデンはこの事実を完全に無視した。
バイデンは政治的な目的で日本製鉄の買収を阻止した。
バイデンとその家族は自分たちの利益しか考えていない。
バイデンの決定は、労働者よりも組合幹部を優先している。
バイデンは日本のような同盟国を侮辱した。国際的な恥だ。
バイデンはアメリカの鉄鋼産業を守ると言いながら、結果的に労働者の仕事を失わせている。
バイデン政権下では、腐敗と自己利益が支配している。
日本製鉄の買収を阻止することが、本当に国家安全保障上の利益になるのか疑問だ。