トランプ氏に出廷命令-10日に「口止め料」量刑言い渡し
トランプ次期大統領、1月10日にニューヨーク市の裁判所で量刑言い渡しを受けるよう命じられる。メルシャン判事により、最長4年の禁錮刑に直面する可能性。
BREAKING: PRESIDENT-ELECT TRUMP ORDERED TO NYC COURT ON JAN 10 TO BE SENTENCED, FACES UP TO 4 YEARS IN PRISON BY JUDGE MERCHAN
— Jack Poso 🇺🇸 (@JackPosobiec) January 3, 2025
トランプ氏が2016年の選挙前、ポルノ女優への口止め料を不正に会計処理したとして、ニューヨーク州地裁は5月、34件の重罪で有罪評決を下した。現在78歳の同氏は最長4年の禁錮刑を言い渡される可能性があった。
米国のトランプ次期大統領が不倫の口止め料を不正に処理したとされる事件の裁判で、ニューヨーク州地裁は3日、量刑の言い渡しを10日に行うことを明らかにした。判事は有罪評決を維持しつつ、トランプ氏を収監しない方針を示した。
トランプ氏側は20日の大統領就任を理由に裁判の打ち切りなどを求めていたが、判事は3日の決定で「量刑に進むための法的な問題は存在しない」と判断した。
量刑については、大統領の職務に支障が出ることへの懸念にも配慮し、「収監する意向がないことを明らかにするのが適切」と明記した。また、「被告が控訴の手続きを進められるように、無条件の釈放とすることが最も現実的だ」と強調し、罰金なども科さない可能性を示唆した。(bloomberg)
量刑が言い渡された場合の今後の展開
今回の裁判はニューヨーク州法に基づくものであるため、大統領恩赦の対象外となり、州知事のみが恩赦を与える権限を持ちますが、現ニューヨーク州知事である民主党のホークルが恩赦を検討する可能性は極めて低いとみられます。 (the Letter)