大川原化工機冤罪事件 東京地検、警視庁公安部捜査員ら3人を不起訴に
1月8日
時事通信、日テレなどによると、機械メーカー「大川原化工機」をめぐる冤罪事件で、警視庁公安部の捜査員3人が虚偽公文書作成や捜査書類破棄などの疑いで書類送検されていた件について、東京地検は1月8日、嫌疑不十分として不起訴処分とした。
この事件は、同社の社長らが軍事転用可能な機械を不正に輸出したとして逮捕されたものの、後に起訴が取り消されたことが発端。
会社側は捜査員らの捜査書類破棄や不利な実験結果の隠蔽を告発していたが、東京地検は「故意や共謀を認定するには疑義が残る」として不起訴を決定した。
3人は身柄の拘束が続いた。その1人、相談役だった相嶋静夫さんは勾留中に胃がんが見つかり、翌年2月に死亡した。このため遺族が「十分な医療を受けられなかったためがんの発見が遅れ、死期が早まった」と国を訴えている。
相嶋さんは7月10日に拘置所の血液検査で貧血と判明。8月28日には胃の痛みを訴え、9月25日には重度の貧血に陥る。拘置所は胃薬を投与し、輸血。しかし、精密検査や根本治療はなし。10月1日に内視鏡検査で、胃に腫瘍が見つかる。弁護団は1日と6日の2度、拘置所に外部病院での治療を求めるが、必要な治療はこの間、行われていない。そして、7日には本人にがんが告知された。(NHK)
ネットの声
• 自らを律する事もできなくて、人々を律することなど到底不可能日本の検察・警察行政は、自己保身の官僚組織にすぎない。検察は解体すべし
• 検察審査会で起訴相当にすべき
• あまりにも身内に甘すぎですね
• 検察審査会で不起訴不当になるだろう。いくらなんでも無理筋な理論
• 冤罪作り出したこともそれをお手盛りで起訴しないこともまともではない。法治国家と言えない恥ずかしさ。
• どうしようもない腐敗だな。総長が代わらなけれは駄目か…
• 上層部は全く責任を取らないのか?
• 確かこの捜査官の一人は出世したよな。
• 取り調べ時に弁護士を同席させる法律が必要。冤罪は日本の司法の恥。
• 不起訴の理由が不明なケースが多すぎる。もっと透明性を持つべきだと思う。
• 公安や警察が上層部の利益のために事件を作る構造、内部告発が必要だと思う。