トランプ大統領、グリーンランドは米国が所有すべき「中や露を放置できない。安全保障上必要だ!」
1月8日
トランプ大統領は、デンマーク自治領であるグリーンランドについて、アメリカが所有すべきだという考えを再び表明し、国家安全保障上の重要性を強調した。
7日の記者会見で、グリーンランド周辺で中国やロシアの活動が活発化していると指摘し、「自由世界の安全保障を守るため、グリーンランドはアメリカが所有すべきだ」と述べた。また、デンマークがこれに抵抗する場合、高い関税を輸入製品に課す可能性を示唆した。
これに対し、デンマークのフレデリクセン首相は地元メディアのインタビューで「アメリカは我々の最も緊密な同盟国であり、防衛と安全保障のあらゆる問題で協力を深めたい」と述べた。一方で、「グリーンランドは売り物ではなく、住民の主権を尊重すべきだ」と強調し、自治政府首相の立場を支持する姿勢を示した。(NHK)
トランプJr.:グリーンランドは美しい
Greenland is beautiful!!! 🇬🇱 pic.twitter.com/PKoeeCafPz
— Donald Trump Jr. (@DonaldJTrumpJr) January 7, 2025
グリーンランドが熱くなってきた…いや、実際は本当に寒いんだ!!」!
Greenland coming in hot… well, actually, really really cold!!!! pic.twitter.com/IhLKVOfYVM
— Donald Trump Jr. (@DonaldJTrumpJr) January 7, 2025
トランプ大統領は、デンマークがグリーンランドの支配権を直ちにすべて放棄しなければ、デンマークに巨額の関税を課すと発表した。「国家安全保障のためにグリーンランドが必要なのだ。」
BREAKING: President Trump just announced that he will place massive tariffs on Denmark if they don’t immediately relinquish all control of Greenland.
“We need Greenland for national security purposes.”
LET THE 3D CHESS COMMENCE! pic.twitter.com/mZaqY3V2Y6
— George (@BehizyTweets) January 7, 2025
我々は国家安全保障上の理由からグリーンランドを必要としている。これは私が大統領選に出馬するずっと前から言われてきたことで、長い間議論されてきた。
グリーンランドには約4万5000人が住んでいるが、デンマークが法的にグリーンランドを所有する権利があるのかどうかさえ、多くの人が知らない。しかし、仮にその権利があったとしても、彼らはそれを放棄すべきだ。自由世界を守るために必要だからだ。
自由世界の安全を守るという観点から話している。周囲を見渡せば、中国やロシアの船があちこちにいるのが分かる。これを放置することはできない。
デンマークがこの件を解決したいならば話し合いをすればいいが、そもそもデンマークがどのような権利や利益を持っているのか、誰もはっきりと分かっていない。最終的に、グリーンランドの人々は独立を選ぶか、アメリカへの編入を選ぶか、投票で決めることになるだろう。