トランプ大統領は経済と国家安全保障上の懸念を理由に、グリーンランドとパナマ運河への軍事行動の可能性を否定せず
1月7日
ドナルド・トランプ大統領は火曜日、グリーンランドとパナマ運河に対する米国の支配を確保するために軍事的あるいは経済的強制力を使う可能性を排除することを拒否し、記者らを驚かせた。
トランプ大統領はこれらの戦略的な立地が米国の経済と国家安全保障上の利益にとって極めて重要であるとの主張を改めて強調した。
これらの地域を獲得するにあたり、軍事的あるいは経済的強制を排除できるかと問われると、トランプ氏はいつものように率直に答えた。「ノー」だと。
トランプ大統領の発言は、大西洋と太平洋を結ぶ重要な水路であるパナマ運河の運営における中国の影響に対する懸念を浮き彫りにした。
昨年12月、トランプ大統領はパナマの運河管理と中国の関与について懸念を表明した。トランプ大統領は米国船舶の料金値上げを批判し、運河が「悪者の手」に渡る可能性を示唆し、中国が管理する可能性を示唆した。
中国企業はパナマの主要5港のうち2港を管理している。特に香港に拠点を置くCKハチソン・ホールディングスの子会社が運河の両入口の港を運営している。
記者: グリーンランドやパナマのような地域を支配しようとするとき、軍事的あるいは経済的強制力は使わないと世界に保証できますか?
トランプ大統領:いいえ、保証はできない。私はその約束はしない。何かしなくてはならないかもしれない。
Q: Can you assure the world that as you try to get control of areas like Greenland or Panama you are not gonna use military or economic coercion?
TRUMP: No. I can’t assure you. I’m not going to commit to that. It might be that you’ll have to do something. pic.twitter.com/YbscfcOgmH
— Aaron Rupar (@atrupar) January 7, 2025
記者「これらの地域の支配を目指す中で、軍事的または経済的な強制力を行使しないと世界に保証できますか?」
トランプ大統領:「ノー」
記者「計画について少し教えていただけますか?新しい条約を交渉するつもりですか?それともカナダ人に投票を求めるつもりですか?戦略は何ですか?」
トランプ大統領「保証はでない。君が話しているのはパナマとグリーンランドのことだろう?どちらについても保証はできないが、こう言える。我々には経済的安全保障のためにそれらが必要だ。パナマ運河は軍事目的で建設されたものだ。私は現時点で何かを約束するつもりはないが、場合によっては何か行動を起こさなければならないかもしれない。見てくれ、パナマ運河は我が国にとって非常に重要だ。現在、それは中国によって運営されている。我々はパナマ運河をパナマに渡したが、中国に渡したわけではない。」