トランプ大統領の身の安全に対する懸念が高まる中、大統領就任式の異例の準備
1月8日
オキーフ・メディア・グループは、退役軍人省(VA)の内部告発者から得た情報を公開した。この情報によると、2025年の大統領就任式に向けて、保健福祉省(HHS)が緊急対応医療チームの派遣を要請していることが判明した。
これはVAの緊急管理局エグゼクティブディレクター、デリック・ジャースタッド氏が、同局のポール・D・キム博士に宛てた内部メモに基づくもので、救急医療士、緊急看護師、医師を含む医療リソースの動員を求めている。
内部告発者は、このような医療人員派遣要請はこれまでに例がなく、「尋常ではない」と指摘。オキーフ・メディア・グループは情報公開法(FOIA)に基づきHHSに詳細を求めたが、具体的な説明は得られていない。この事態は、大統領就任式に関連して何らかの特別なリスクが存在する可能性を示唆している。
トランプ大統領は、再選が決定した際、その強い支持基盤と同様に反対勢力も多く存在することで知られる。過去の任期中や選挙活動においても、トランプ氏の身に危険が及ぶ可能性が懸念される場面が度々あった。今回の医療人員派遣要請は、彼の就任式が特定の脅威にさらされる可能性を念頭に置いた特別な準備である可能性がある。
緊急医療チームの派遣は、大規模な集会や式典での安全対策や予期せぬ事態への備えとしても妥当と考えられる。しかし、このような異例の対応は、トランプ大統領個人への潜在的な脅威を想定したものとも解釈できる。
内部告発者が「通常ではない」と述べている点は、特定のリスクや懸念に基づく特別な準備を暗示している。この「異例の事態」が、トランプ大統領個人に関連している可能性は否定できない。(参考:TGP)
2025年の大統領就任式に先立ち、VHA緊急管理室のデリック・ジャアスタッド事務局長が配布した医療要員要請の内部覚書は以下の通り
退役軍人省(VA)の医療チーム派遣についてのメモ。
• 2名の救急救命士 (Paramedics)
• 2名の登録看護師 (Registered Nurses)
• 2名の医師または医療補助職 (Doctor of Medicine/Nurse Practitioner/Physician Assistant)
上記の人員を2025年1月17日から21日の期間、ワシントンDCで行われる大統領就任式を支援するために派遣することを要請。
See below the internal memorandum distributed by Derrick Jaastad, the Executive Director for the VHA Office of Emergency Management, requesting medical personnel ahead of the 2025 Presidential Inauguration: pic.twitter.com/6Rr4l73pBt
— James O’Keefe (@JamesOKeefeIII) January 8, 2025