着色料「赤色3号」の安全性強調 伊東消費者担当相/ネットは怒りの声「米で禁止のもの食わせんな!」
1月17日
共同通信によると、伊東良孝消費者担当相は、米国で発がん性懸念から使用が禁止された合成着色料「赤色3号」について、17日の閣議後記者会見で「日本では健康を損なう恐れのない添加物として指定されており、安全性が認められている」と述べた。また、「米国の発表でも、人への危険性を示す科学的根拠は確認されていない」と指摘し、米国の決定内容や諸外国の動向を精査し、科学的見地から対応を検討するとした。
一方で、アメリカでは次期保健相に指名されたロバート・F・ケネディ・ジュニア(RFK Jr.)が、赤色3号の発がん性に懸念を表明。これを受けて、食品医薬品局(FDA)は同着色料の使用禁止措置を決定している。FDAは動物実験の結果を重視し、「リスクをゼロにはできない」として厳格な対応を取った。
赤色3号は、菓子や飲料など多くの食品に使用されてきたが、動物実験における発がん性の報告が安全性に対する不安を広げている。米国が禁止措置に踏み切ったことで、日本の規制緩和的な姿勢に疑問を抱く声も出ている。
ネットの声
日本とアメリカで摂取量が違うとはいえ、発がん性が懸念される添加物を「安全」と強調するのは納得できない。見直すべきでは?
ラット実験の結果を正確に報道してほしい。科学的根拠をきちんと説明してほしい。
着色料に限らず、日本は添加物の規制が緩い印象がある。消費者の健康よりも企業の利益を優先しているように感じる。
消費者庁が企業寄りの発言をしているのが残念。独自の科学的検証をしてから安全性を主張すべきでは?
出た出た、ワクチンと同じ構図、健康より利益。
企業からの反発を恐れて規制しないだけでは?科学的な検証と消費者の健康を最優先にすべき。
危険性があるかもしれない物質を使い続けるのはリスクが高い。懸念が出た時点で使用を見直すべき。
マーガリンの規制が緩いのと同じく、日本は食品添加物の基準が甘い。もっと消費者目線で考える必要がある。
他国が規制している物質を使い続ける日本の基準は時代遅れ。消費者庁にはしっかり調査してほしい。
健康にリスクがある着色料を使い続けるのは不安。消費者が選べるよう、情報公開を徹底してほしい。