バイデン大統領、退任直前に親族ら5人に予防的恩赦を与える
2025年1月21日
バイデンは20日、退任の十数分前に、自身の親族5人に対し予防的恩赦を与えると発表した。この措置は、トランプ新政権下での政治的報復を防ぐ目的とされ、「不正行為に関与したことを認めるものではない」と声明で強調された。バイデンによる退任間際の恩赦は極めて異例の対応であり、大きな波紋を呼んでいる。
恩赦の対象はバイデン氏の長兄ジェームズ、その妻サラ、妹ヴァレリー・バイデン・オーエンズ、その夫ジョン、次弟のフランシス氏の計5人。バイデンは親族が「容赦ない攻撃や脅迫」にさらされてきたと述べ、「これらは私を傷つけるためだけに仕組まれた攻撃であり、最悪の党派政治だ」と述べたが、完全に醜い言い訳だ。
バイデンは、昨年12月には、違法に銃を所持したとして有罪評決を受けた次男ハンター氏にも恩赦を与えていたことが判明している。バイデンは「ハンターが私の息子であるために狙われたこ」と説明していたが、恩赦の期間が異常に長く、しかもウクライナ疑惑、中国疑惑と一致することに批判が殺到していた。
バイデンの行動トランプ大統領は、「自らの家族を赦免するとは驚きだ。バイデンは非常に有罪に見える行動を取った」と厳しく批判。さらに「もし私が家族に恩赦を与えていたら、今ここにはいないだろう」と述べ、バイデン氏の対応を非難した。
バイデン氏の恩赦連発は、野党共和党やトランプ支持者からは「自らの罪を隠そうとする行為」と非難の声が上がっている。トランプ政権がこの恩赦でバイデンファミリーやファウチの追及を止めるはずがない。ボンディ司法長官を筆頭に次の手を練っていることは確実だ。
トランプ氏:「バイデン大統領が自らの家族を赦免するとは驚きだ。そうすると彼は非常に有罪に見えるからだ。」
Trump: “I was surprised that President Biden would go and pardon his own family, because that makes him look very guilty.” pic.twitter.com/2uKGtzR9k0
— Breaking911 (@Breaking911) January 21, 2025
驚いたよ。バイデン大統領が自分の家族全員に恩赦を与えたんだ。だって、それはものすごく罪を認めたように見えるからね。私だって自分の家族に恩赦を与えることはできた。自分自身や家族全員を恩赦にできた。でも、もしそれをやったら、自分がとても罪深いように見えてしまうと思う。正直言って、もし私がそれをやっていたら、今ここにいないと思うよ。それは自分が罪を認めたという証拠になるだろうから」