ルビオ氏、「X」ジェンダーオプションを米国パスポートで廃止
ワシントンポストによると、マルコ・ルビオ国務長官は、ジェンダーニュートラルなパスポート表記を即時停止するよう命じ、男女のみを認識するトランプ政権の大統領令を実施した。
この指示により、現在保留中の「X」表記申請および今後の申請がすべて中止される。
ルビオ氏の発言:「アメリカ合衆国の方針は、個人の性別が変更不可能であるというものだ」国務省は、バイデン政権時代に発行された「X」表記を含む既存のパスポートへの対応計画をまだ発表していない。
🚨🇺🇸 RUBIO ENDS ‘X’ GENDER OPTION ON U.S. PASSPORTS
Secretary of State Marco Rubio ordered the immediate halt to gender-neutral passport markers, implementing Trump’s executive order recognizing only male and female sexes.
The directive suspends all pending and future “X”… pic.twitter.com/lIvAf713zj
— Mario Nawfal (@MarioNawfal) January 24, 2025
Theguardianによると、米国務省は、トランプ大統領が署名した大統領令に従い、パスポートの性別欄に「X」の記載を求める申請や性自認の変更をすべて凍結した。ルビオ国務長官は、個人の性別は変更できないという新たな政策を職員に指示。公文書には「男性」か「女性」のみを記載することが義務付けられた。
この政策により、現在および将来の「X」記載申請が停止されるが、既存の「X」記載パスポートは有効とされている。ただし、更新時に問題が発生する可能性がある。ルビオ氏は、既存パスポートの対応については今後の指針を示すと述べた。現在、どれだけのパスポートが「X」記載を使用しているかは不明である。