ワシントンD.C.で旅客機と軍用ヘリが空中衝突、約60人が搭乗—フィギュアスケート選手らも犠牲に
2025年1月30日
ワシントンD.C.のレーガン・ナショナル空港(DCA)付近で、アメリカン航空の旅客機とブラックホーク・ヘリコプターが空中衝突する事故が発生した。
NHK、Insider Paper、The Gateway Punditなどの報道によれば、アメリカン航空5342便(ボンバルディアCRJ-700型機)は、カンザス州ウィチタ発レーガン国際空港行きの便で、約60人が搭乗していた。衝突したのは米軍のUH-60ブラックホーク・ヘリコプターであり、事故はポトマック川上空で発生した。
公開された映像には、着陸態勢に入っていた旅客機が、左側から飛行してきたヘリコプターとみられる物体と衝突する様子が映し出されている。衝突後、空中で大きな爆発が発生し、オレンジ色の閃光が広がった。
米メディアの報道によると、墜落したアメリカン航空機には米国のフィギュアスケート選手数名が搭乗していた。
さらに、ロシアの有力紙「コメルサント」は、事故機にはロシア出身の元フィギュアスケート世界チャンピオンの夫妻が搭乗していたと報じた。夫妻は現在アメリカでコーチを務めていたとされ、スケート界にも大きな衝撃を与えている。
事故の原因は依然として調査中であるが、航空管制(ATC)の音声記録は水曜日の夜に公開され、関係当局が分析を進めている。
HORROR: Webcam at the Kennedy Center catches explosion mid-air across the Potomac as D.C. helicopter and an inbound flight from Wichita, KS collide. Unknown number of people on board both aircraft. pic.twitter.com/yMnS28i7yX
— Breaking911 (@Breaking911) January 30, 2025
オーディオ:「消防指令。事故は川の上で発生した。ヘリコプターと飛行機の両方が、滑走路33の進入路の東側の川に墜落した。
飛行場は閉鎖された。飛行場は閉鎖された。すべての滑走路が閉鎖され、誰も着陸できない。何も動いていない。
事故はおそらく川の中央付近で発生した。私は火の玉を見たが、それは一瞬で消えた。当然、川に落ちたのだろう。しかし、衝突したのはCRJ(小型旅客機)とヘリコプターだった。
衝突地点は、滑走路33の進入端から約0.5マイル(約800メートル)ほどの位置だったと思われる。」
Air Traffic Control Audio from the plane crash: “I saw a fireball and then it was just gone” pic.twitter.com/R2JQ42ONHE https://t.co/mfq48czBfH
— Libs of TikTok (@libsoftiktok) January 30, 2025