トランプ大統領、教育省の解体を検討 政府効率化の一環として
WSJ、Politicoなどによると、トランプ政権は、連邦政府の規模縮小と効率化を目的に教育省の解体を検討している。この計画は、イーロン・マスク氏が率いる政府効率化省(DOGE)が主導しており、教育省の機能のうち法律で明確に規定されていないものを廃止し、一部の業務を他の省庁へ移管する方針である。
トランプ大統領は教育政策の権限を各州に戻す意向を示しており、教育長官にはリンダ・マクマホン氏を指名した。マクマホン氏は、アメリカ・ファースト政策研究所(AFPI)の理事長として、親の権利や学校選択の拡大を推進してきた人物である。
トランプ大統領は「クリティカル・レース・セオリー(批判的人種理論)、トランスジェンダーの狂気、その他の不適切な人種・性的・政治的内容を子供たちに押し付ける学校への連邦資金を削減する」と述べた。「また、ワクチン義務化やマスク義務化を行う学校には1セントたりとも資金を与えない」とも強調した。
「我々は1人の担当者と秘書のみを配置する。その担当者がやるべきことは、『英語を教えているか?算数を教えているか?何を教えているのか?』を確認することだ。
読み書きと算数を教えているか、そして “Woke” を教えていないかが重要だ。“Woke” を教えないことは非常に大きな要素だが、職員数はごく少数に抑える」と、トランプ大統領は選挙キャンペーン中に語った。
トランプ政権が教育省を解体する計画を検討していると報じられる
BREAKING: The Trump Administration is reportedly considering a plan to dismantle the Department of Education
It’s happening! pic.twitter.com/pXYG6HDYiC
— Libs of TikTok (@libsoftiktok) February 3, 2025
もう一つ、私が政権の早い段階で行うことがある。それはワシントンD.C.の教育省を閉鎖し、すべての教育に関する業務と権限を各州に戻すことだ。教育は州に任せるべきだ。なぜなら、彼らの方がずっと良い仕事をするからだ。というより、これ以上悪くなりようがない。
我々は世界で最も生徒一人当たりの教育費をかけており、他国の3倍もの予算を投じている。それにもかかわらず、成績は最下位レベルであり、まさに最悪の状況にある。これ以上悪くすることは不可能だ。
だからこそ、ワシントンD.C.発の教育政策を終わらせる。あちこちにある教育省のビルはすべて閉鎖する。さらに、子供たちを憎んでいるような人々が運営している現状を終わらせ、教育をすべて州に戻す。