「官僚主義との戦い—イーロン・マスクが語る政府改革の挑戦」
イーロン・マスク氏「政府に関して言えば、最大の課題は官僚主義を克服することだ。私は、官僚主義こそがラスボス一歩手前の戦いだと思っている。そして最終的なラスボスはエントロピーとの戦いだ。物理学的に言えば、エントロピーを完全に打ち負かすことはできない。しかし、二番目に難しい戦いは官僚主義を打ち破ることだ。政府を改善することがいかに困難か、これが示している」
Elon Musk: “With respect to government, you there’s really, the the the challenge is overcoming, bureaucracy. And I think bureaucracy is perhaps, the the I’d say the penultimate boss battle. The the ultimate boss battle is defeating entropy, which we I mean, physics tells us we… pic.twitter.com/WzYzFYcHtM
— Camus (@newstart_2024) February 11, 2025
「長期間の平和が続くと、官僚機構が徐々に膨張していく。政府の規模は拡大し、法律や規制も毎年増えていく。これは自然な流れだ。規制当局がいる限り、規制は毎年増え続けるし、立法者がいる限り、法律も毎年追加される。」
「歴史的に見ると、無意味な法律や規制を一掃するための浄化プロセスは『戦争』だった。もちろん、戦争によって政府改革が進むことは望ましくない。だからこそ、戦争の代わりに、アメリカでは「政府効率化省」を設立し、不要な法律や規制を撤廃する仕組みを作る必要がある。法律に関しては議会の承認が必要だが、規制については行政府レベルで見直しが可能だ。不要な規制を精査し、害が利益を上回るものを廃止する」

「これらはすべて非常に困難な課題だ。はっきり言っておくが、この目標は失敗に終わる可能性もある。だからこそ、私はこの戦いを極めて困難なものだと表現した。
なぜなら、過去にこの挑戦が成功したことはないからだ。歴史的に見ても、官僚制度の縮小や政府の効率化を目指した試みは、政権交代があってもほとんど失敗してきた。
例えば、レーガンを見てみると、彼は連邦教育省を廃止し、教育行政を州政府の管轄に戻すと公約していた。しかし、連邦教育省は依然として存続している」
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