デルタ航空の着陸失敗事故は、DEI採用の女性操縦士と判明→一方、石破政権は航空大学校に女性枠導入、比率10%へ

デルタ航空機がトロントで着陸失敗し横転副操縦士の資格取得は6週間前

2025年2月17日、カナダのトロント・ピアソン国際空港で、デルタ航空の小型旅客機が着陸に失敗し、機体が横転する事故が発生した。この事故により、乗客乗員の一部が負傷し、現場は混乱に包まれた。

本事故の操縦士は、副操縦士のケンダル・スワンソン氏（26歳）であることが判明した。スワンソン氏はノースダコタ大学で航空学を専攻し、2022年に卒業。飛行教官としての経験を持つものの、事故の6週間前に航空輸送操縦士（ATP）資格を取得したばかりであった。事故当時、機長のジム・ヒンマン氏が通信を担当し、操縦はスワンソン氏が行っていたとされる。

デルタ航空のDEI推進に疑問の声も

デルタ航空は今回の事故発生前から、多様性、公平性、包括性（DEI）の取り組みを継続する方針を堅持していた。現在、多くの米国の大手企業がトランプ政権の新政策を受け、DEIプログラムの縮小を進めているが、デルタ航空はこれに従わず、強い姿勢を貫いている。

「DEIは人材に関するものであり、それが私たちの焦点です」と、デルタ航空の最高対外関係責任者ピーター・カーター氏は先月の収益報告の電話会議で発言。さらに、「DEIは当社の事業にとって非常に重要だと考えているため、当社は断固とした姿勢を貫いています」と述べ、アトランタに本社を置く同社のDEIに対する強いコミットメントを改めて強調した。

この発言を受け、事故との関連性を疑問視する声も上がっている。特に、スワンソン氏の資格取得が事故のわずか6週間前であったこと、過去の評価で不合格になった経緯があったことが指摘されている。デルタ航空のDEI推進と人事政策が今回の事故にどのような影響を与えたのか、さらなる検証が求められる。

26歳のケンダル・スワンソンが、今週初めにトロントで発生したデルタ航空の墜落事故を引き起こしたDEI（多様性・公平性・包括性）採用のパイロットであることが判明した。今回のフライトは、彼女にとって収益チェックライド（業務適性確認のための試験飛行）であり、過去に何度もこの試験に失敗していた。
また、彼女の直近8～10回のフライトは、同僚のパイロットが誰も彼女と飛びたがらなかったため、再スケジュールされていた。

26 year old Kendal Swanson, has been identified as the DEI pilot that caused the Delta crash in Toronto earlier this week.
It was a revenue check ride for her since she had failed previous ones.
Her last 8-10 flights had to be re-scheduled cause nobody wanted to fly with her. pic.twitter.com/lp7PMWmLyT

— Preternatur.al (@petrnatural) February 22, 2025

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New footage shows the Delta airplane crash-landing at Toronto airport.

All passengers and crew survived.

pic.twitter.com/582NHfKmHU

— Pop Base (@PopBase) February 18, 2025