全ては40分過ぎのゼレンスキー氏の発言から始まった。複数の視聴者が「ゼ氏がトランプに仕掛けた」/動画は👇
3月1日
複数のインフルエンサーが、ゼレンスキーに全面的な非があるとコメントをしている「トランプ=ゼレンスキーの記者会見を全編見れば、対立を引き起こしたのはゼレンスキーであり、トランプやバンスではないことが明確である。トランプ大統領も副大統領も、ゼレンスキーが公然と火種を投じるまでは、礼儀正しく友好的な態度を取っていた。
転機となったのは40分30秒の時点である。ゼレンスキーは、副大統領が説明したトランプ大統領の外交権限を事実上否定し、「トランプ政権の1期目ではプーチンを止めるために何もしなかった」と示唆した。さらに、バンスに対し「あなたの考え方は間違っている」と切り捨て、政権の外交方針を全面的に否定した。
これらの発言は意図的に挑発的なものだった。それまで会談は穏やかに進んでいたが、ゼレンスキーが公の場で二度にわたる重大な攻撃を仕掛けたため、トランプ側は反撃せざるを得なくなった。そして、実際にそうした。
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私はゼレンスキーとの記者会見を最初から最後まで見た。議論に至るまでに40分間の話し合いがあったが、大半の人が見たのはせいぜい最後の10分程度だった。だが、全編を通して見ると正しい文脈が分かる。
最初に議論の部分だけを見たときは、トランプとバンスがゼレンスキーを待ち伏せし、さらには屈辱を与えようとしていた可能性もあると思った。だが、それは事実ではなかった。
40分間は穏やかな会話が続いていた。バンスはゼレンスキーを攻撃するわけでもなく、直接彼に向けた発言でもない指摘をした。ところがゼレンスキーの方から議論を仕掛けてきた。
最初の40分間、ゼレンスキーは合意内容を超えた要求を繰り返していた。トランプが質問されると、「様子を見る」とだけ答えていたのに対し、ゼレンスキーは「プーチンとは交渉の余地はない」「ロシアが戦争の賠償をするべきだ」と強硬な発言を続けた。トランプが「双方の死者が出ているのは悲劇だ」と言うと、ゼレンスキーは「ロシアが侵略者だ」と割り込んできた。
一方で、トランプはアメリカの軍事支援は継続すると明言していた。ゼレンスキーがあと数分冷静でいれば、合意は成立し、トランプ政権から新たな支援を確約できたはずだった。
議論が始まったのは、トランプが「プーチンをあのように批判する態度では、交渉は難しくなる」と指摘したときだった。バンスがこれに加え、「バイデンがプーチンを罵倒したが、それでは何も進展しなかった」と合理的な指摘をした。
この時点でもトランプとゼレンスキーの間は冷静な雰囲気だった。しかし、バンスが発言すると、ゼレンスキーが彼を問い詰め始めた。それまで、会見では全員が聴衆に向かって主張していたのに、ゼレンスキーはバンスを挑発し、攻撃的な質問を浴びせた。さらに、「プーチンは停戦を守らない」と再び強調し、交渉は無意味だと示唆した。
なぜこんなことをするのか? その結果、誰もが見た「言い争い」が始まった。
ゼレンスキーはあと数分で合意に漕ぎつけ、新たな支援を確保できたはずだった。しかし、バンスの発言はバイデンとメディアを批判したものであり、ゼレンスキーを攻撃したものではなかった。にもかかわらず、彼はこれに反発し、議論がヒートアップした。
私はこれまでゼレンスキーを支持してきたが、今回の件は無能さ、あるいは感情の不安定さを露呈するものだった。これでは関係修復は難しく、ウクライナは新たな指導者を探すべきではないか。
トランプとゼレンスキーの記者会見を最初から通して見れば、ゼレンスキーが対立を生んだ張本人であることは明白である。トランプ大統領もバンス副大統領も、ゼレンスキーが公然と火種を投じるまでは、非常に礼儀正しく友好的だった。
すべては40分30秒から始まる。
1. ゼレンスキーは、バンス副大統領が述べた「トランプ大統領が外交を指揮する権限」に異議を唱え、さらに「トランプの1期目ではプーチンを抑止できなかった」と示唆した。
2. 続けて、バンスの考えは誤りであり、トランプ政権の外交政策は成功しないと言い放った。
これらの発言は意図的に挑発的なものである。それまでは順調に進んでいたが、ゼレンスキーが公の場で2つの重大な攻撃を仕掛けたため、応戦せざるを得なくなった。
思い出してほしい。ゼレンスキーは、これまでアメリカの選挙に介入し、バンス副大統領を「過激すぎる」と非難し、大統領選の数週間前にはニューヨーク・マガジンのインタビューでトランプを公然と批判していた。
今回の対立は、100%ゼレンスキーの責任である。
こちらがトランプ大統領とゼレンスキー大統領の50分間にわたる会話の全編である。一部の政治家たちは「ゼレンスキーが待ち伏せされた」と主張しているが、これは事実とは異なる。
対立が始まるまでに40分間の対話があった。その間、トランプ大統領は一貫して「平和の実現」に焦点を当てていることを強調していた。これに対し、ゼレンスキーは停戦には強く反対し、「プーチンが戦争の全責任を負い、賠償を支払うべきだ」と主張した。
40分が経過したところで、JD・バンス副大統領が発言し、トランプとバイデンの戦争へのアプローチの違いを明確に説明した。この発言がゼレンスキーを怒らせ、その直後に激しいやり取りが始まった。
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ゼレンスキー氏の問題の発言(40分30秒)の直前からのやり取り
全編は👇
If you watch the full Trump-Zelensky press conference, it is very clear that Zelensky, not Trump or Vance, became the antagonist. Both POTUS and VP were very respectful and cordial until Zelensky very publicly ignited a firestorm.
It all starts at 40:30
1) Zelensky essentially… pic.twitter.com/xrM4cWSPny
— Jordan Schachtel (@JordanSchachtel) February 28, 2025
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トランプ:もし私が両方(ゼレンスキーやプーチン)と関係を持たなかったら、合意なんてできない。私がプーチンにひどいことを言って、「ねえ、ウラジミール、合意はどう?」なんて言うと思うか?そんなやり方じゃうまくいかない。私はプーチンに寄ってるわけじゃない。誰とも寄っていない。
私はアメリカ合衆国と、世界のために寄っている。この問題を終わらせたいのだ。プーチンへの憎しみがありますが、があると取引が難しい。彼にはものすごい憎しみがありるのはわかる。でも反対側も彼を愛しているわけじゃないんだ。だから寄ってるかどうかの問題じゃない。私は世界と寄っていて、これを解決したいだけだ。
ヨーロッパとも寄っています。これを終わらせられるか見たいんだ。厳しくしろって?これまで見たどんな人間より厳しくできる。でもそれじゃ合意はできない。それが現実だ。
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バンス:ちょっと答えさせてください。アメリカ合衆国では4年間、プーチンに厳しい話を記者会見でする大統領がいました。でもプーチンはウクライナに侵攻し、国のかなりの部分を破壊した。
平和と繁栄への道は外交にあるのかもしれません。バイデンのように胸を叩いて、アメリカ大統領の言葉が行動より重要かのように振る舞う方法を試した。アメリカを良い国にするのは、外交を行うことだ。それがトランプ大統領がやっていることです。
(40分30秒、ゼレンスキー氏がトランプ政権の批判を始める)
ゼレンスキー:質問してもいいですか?彼(プーチン)は2014年に我々の領土、東部やクリミアを占領した。長い年月です。バイデンだけじゃなくて、オバマ大統領時代、トランプ大統領時代、バイデン大統領時代、そして今またトランプ大統領だ。今、トランプ大統領が彼を止めると。でも2014年、誰も彼を止めませんでした。彼は占領し、人々を殺した。2014年のことです。
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2014年から2022年まで、状況は同じだった。接触線で人々が死に続け、誰も彼を止めなかった。我々は彼とたくさん会話した。私も双方向の会話をして、2019年に私が新大統領として彼と合意を結んだ。マクロンとも一緒に停戦協定を結んだ。みんな「彼は絶対に進まない」と言った。ガスの契約も結んだ。でもその後、彼はその停戦を破った。人を殺し、捕虜の交換も約束したのにしなかった。JD、あなたが言う外交って何ですか?
バンス: 私はあなたの国が破壊されるのを終わらせる外交の話をしているんだ。 大統領、敬意を持って言いますが、今ここでオーバルオフィスに来て、アメリカのメディアの前でこれを争うのは失礼だと思う。あなたたちは前線に徴兵を強制していますね。人手不足の問題があるからだ。この紛争を終わらせようとしている大統領に感謝すべきだ。
ゼレンスキー: あなたはウクライナに行ったことがありますか?我々の問題を語るなんて。
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バンス:行ったことがありますよ。プロパガンダツアーで見た話を知っている。大統領、あなたが軍に人を集めるのに問題があるのは事実じゃないですか?そしてアメリカ合衆国のオーバルオフィスに来て、あなたの国を破壊から救おうとしている政権を攻撃するのは敬意を払ってると思いますか?
ゼレンスキー:たくさんの質問ですね。最初から始めましょう。戦争中は誰だって問題を抱える。あなたもそうです。でもあなたには素敵な海があって、今は感じないでしょう。でも将来感じることになる。
トランプ:何を感じるか我々に言わないでくれ。我々は問題を解決しようとしている。何を感じるか我々に言わないでください。あなたにそれを指図する立場はない。覚えておいてくれ、あなたには我々に何を感じるか指図する立場はないんだ。あなたは影響を受けるだろう。今、あなたはとても悪い立場にいる。
バンス:トランプ大統領の言う通りです。戦争の初めからして、あなたは良い立場にいない。
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トランプ:あなたは良い立場にいません。今、我々とカードを持っていない。カードを持ってるのは我々だ。あなたは今、カードを持っていないんだ。あなたは人々の命を賭けてギャンブルしている。第三次世界大戦を賭けてギャンブルしてるんだ。それがあなたがやっていることで、この国に対してとても失礼だ。
バンス:この国は多くの人が言ってる以上に貢献している。この会議で一度でも「ありがとう」と言ったか?一度も言いませんね。10月にペンシルベニアに行って野党のためにキャンペーンまでした。アメリカ合衆国とあなたの国を救おうとしている大統領に感謝の言葉をかけるべきだ」
ゼレンスキー:「あなたが戦争について大声で話せば彼を止められるとでも?」
トランプ:大声で話してるんじゃない。あなたの国は大きな問題を抱えている。ちょっと待ってください。あなたは喋りすぎている。あなたの国は大きな問題を抱えている。あなたは勝っていない。この戦争に勝っていないんだ。でも我々のおかげで、かなり良い結果になる可能性がある。
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ゼレンスキー:我々は国に留まり、戦争の最初から強く立っている。我々は一人だった。そして感謝しています。この部屋でも言いました。感謝を述べた。
トランプ:「この愚かな大統領(バイデン)を通じて3500億ドルを手に入れた。軍事装備をやった。あなた方の軍事装備がなければ、この戦争は2週間、いやプーチンから聞いた話では3日で終わっていただろう」
ゼレンスキー:「ありがとうと言いました。意見の違いがあることを認めましょう。それをアメリカのメディアで争うより、交渉で解決しましょう」
トランプ:あなたが間違ってるのはわかっている。でもアメリカの人々に何が起こってるか見せるのは良いことだと思う。だからこれを長く続けた。感謝しなきゃいけない。あなたの人々は死に、兵士が不足している。」
ゼレンスキー:「兵士が不足してるって言うなら、あなたにとっても良いことです。それから「停戦したくない、停戦したくない」と私に言いますね。
トランプ:「もし今停戦できたら、私はあなたに言います、受けなさい。銃弾が飛ばなくなるんだから」
ゼレンスキー:「もちろん戦争を止めたいです。でも私は停戦したくないとは言ってません」
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トランプ:あなたは停戦したくないと言ったよ。それは私との話じゃなくて、バイデンという賢くない人と、オバマとの話だ。オバマはシーツをあげた。私はジャベリン(対戦車ミサイル)をあげた。オバマはシーツで、トランプはジャベリンをあげたんだ。もっと感謝すべきだ。我々がいなければ、あなたにカードはない。
記者: 最後に一つ。大統領、ロシアが停戦を破ったらどうしますか?
トランプ: もしロシアが停戦を破ったら?爆弾が今あなたの頭に落ちたらどうするのか?もし破ったらわからない。バイデンとは破ったかもしれない、彼を尊敬してなかったから。オバマも尊敬されていなかった。私を尊敬している。プーチンは私と大変なことを経験した。偽の魔女狩り、ロシア、ロシア、ロシアってね。あれは偽物で、ハンター・バイデンとジョー・バイデンの詐欺だった。彼はそれに耐えた。
私とは戦争になりませんでした。彼は取引をしたいんだ。あなたがタフな態度を取れるように私が力を与えました。でもアメリカがなければ、あなたはタフじゃない。あなたの国民は勇敢だ。でも取引するか、我々は手を引きます。我々が手を引いたらあなたは戦うだろう。でもきれいな結果にはならないと思いう。でも我々が合意を結べば、あなたはずっといい立場になる。でもあなたは全然感謝してない。それは良くないことだ」
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参考記事
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