マルコ・ルビオ:「ゼレンスキーはこの『大失態』について謝罪すべきだ」「プーチンを攻撃しても何の意味もない」
3月2日
Washingtonexaminerによると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ホワイトハウスでの緊迫した会談後、ドナルド・トランプ大統領に謝罪する必要はないと述べた。
この会談は、米国とウクライナの関係に緊張をもたらし、予定されていた共同記者会見や昼食会が中止され、ゼレンスキー大統領は予定より早くホワイトハウスを後にしたが、ゼレンスキー大統領は、米国民への感謝の意を強調し、米国とウクライナの関係は修復可能であるとの認識を示した。
国務長官のマルコ・ルビオ氏は、ホワイトハウスの大統領執務室で行われたウクライナ大統領ウォロディミル・ゼレンスキー氏との会談後、ゼレンスキー氏が会談を「混乱」に陥れたとして謝罪すべきだと述べた。
ルビオ氏は、プーチン大統領を攻撃することは交渉を難しくし、ゼレンスキー氏が和平合意を望んでいないように見えると指摘した。
マルコ・ルビオ国務長官はCNNのケイトラン・コリンズに「ゼレンスキーは謝罪すべき」
「ゼレンスキーがあそこで敵対的になる必要はまったくなかった… 彼は、最終的にあのような結末になった会談で我々の時間を無駄にしたことを謝罪すべきだ!」
.@SecRubio: “There was no need for [Zelenskyy] to go in there and become antagonistic … I think he should apologize for wasting our time for a meeting that was gonna end the way it did!” pic.twitter.com/LX3U7t7ueV
— Rapid Response 47 (@RapidResponse47) March 1, 2025

「ゼレンスキー大統領に何について謝罪してほしいのか、具体的に教えてください。」
「彼自身がこの会談を大失態にしたことについて謝罪すべきだ。彼があそこで敵対的な態度を取る必要はまったくなかった。この会談は完全に脱線してしまった。彼がバンス副大統領に向かって『どんな外交のことを言っているのか?』と挑発的に問い詰めたときに、すべてがおかしくなった。」
「確かに、何千人もの人々が殺され、捕虜や子供たちが悲惨な状況にあるのは事実だ。だが、だからこそこの戦争を終わらせることが最優先であり、ロシアを交渉の場に引き出す必要がある。」
「トランプ大統領は、個人的な感情は別としても、プーチンを攻撃し、彼に侮辱的な言葉を投げつけ、ロシアが戦争の賠償を支払うべきだと最大限の要求を突きつけることは、交渉を成功させる上で逆効果であることを理解している。交渉では、そうした姿勢が不利に働くのだ。」

「トランプ大統領は取引のプロだ。彼は一生をかけて交渉をまとめてきた。だが、ゼレンスキーがあのような挑発的な態度を取り、積極的に対立を煽るような言動を取るならば、交渉相手はテーブルにつかない。」
「ここで疑問が生じる。ゼレンスキーは本当に和平を望んでいるのか? 彼はそう主張しているが、実際には和平合意を避けているように見える。彼の行動は、和平実現の努力を公然と妨害するものであり、これまで彼と協議してきた関係者全員にとっても、極めて不満の残るものだった。」
「だからこそ、ゼレンスキーは我々の貴重な時間を無駄にしたことを謝罪すべきだ。結局、今回の会談がこのような結末を迎えることは最初から決まっていたようなものだった。」

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