イーロン・マスク氏、Xへの大規模サイバー攻撃に「ウクライナのIPアドレス」と言及
3月11日 8:25
2025年3月10日、「X」で発生した大規模なサイバー攻撃について、オーナーであるイーロン・マスク氏は、攻撃元のIPアドレスがウクライナ地域に関連していると明かした。
障害は同日早朝(アメリカ時間)に始まり、日中を通して複数回発生。最初の障害は午前5時半ごろに発生し、その後午前9時半と午前11時にも障害が続いた。
マスク氏は「Xに対して大規模なサイバー攻撃があった(現在も続いている)」と投稿し、この攻撃は「大規模な資金力を持つグループや国家による組織的なものだった可能性が高い」と述べた。さらに、攻撃の追跡調査も行っていると付け加えている。

同日遅く、Fox Businessとのインタビューにおいて、マスク氏は「ウクライナ地域を発信源とするIPアドレスによる大規模なサイバー攻撃があった」と明言。
しかし、日本のメディアのほとんどは今回のXへの大規模なサイバー攻撃を報道しているが、マスク氏が指摘した「ウクライナ地域のIPアドレス」については一切触れていない。なぜ日本メディアはこの事実を報じないのか。ウクライナへの配慮か、それとも意図的な省略なのか、疑問だ。

Xが一時機能障害 マスク氏「大規模なサイバー攻撃があった」(NHK)
Xの世界規模な障害、マスク氏が「大規模なサイバー攻撃」と投稿…「組織化されたグループが関与」(読売新聞)
Xの大規模障害 イーロン・マスク氏「大規模なサイバー攻撃が続いている」(テレ朝)
X、大規模障害が発生 マスク氏「サイバー攻撃が続いている」(朝日新聞)
Xでシステム障害、サイバー攻撃か(共同通信)
Xでシステム障害 親パレスチナ集団が関与か(時事通信)

記者:「本日、Xに対するサイバー攻撃が発生し、システムがダウンしました。外国からの攻撃の可能性もあり、大きなニュースとなっています。この件について少しお話しいただけますか?」
マスク氏:「正確な状況はまだ分かっていないが、Xシステムをダウンさせようとする大規模なサイバー攻撃があった。攻撃元のIPアドレスはウクライナ地域から発信されていたようだ。」
🚨BREAKING🚨@elonmusk says that the attack on X today originated from “IP addresses originating in the Ukraine area.” pic.twitter.com/JEdF2rVWf5
— Townhall.com (@townhallcom) March 10, 2025

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