タッカー・カールソン、エプスタインリストの公開を妨げている議員の名をあげる「非常に大きな力が働いている」
3月11日
タッカー・カールソンは、クリス・クオモとの対談で、トランプ政権に対してJFKとエプスタインの文書公開を妨げる「力」が働いていると示唆した。
「この話は筋が通らない。我々は確信を持って言えるが、これらの人々に対して何らかの“非常に深刻な力”が働いている。それは彼らが恥をかくほどで、文書を公開すると約束しておきながら、未だに公開していないのだから。」
2025年1月、タッカー・カールソンは、ある上院議員がJFKファイルの公開を阻止するために、トランプ政権でのある人物の任命を妨害したと主張した。

ある組織、どんなグループであれ、62年間もこれらのファイルを秘密にしてきたわけだ。だから俺が君に聞きたいのは、なぜこれほど長く秘密にされてきたのか、ということだ。
🚨This is an extremely important exchange between Cuomo and @TuckerCarlson
@TomCottonAR has some splainin to do. In fact, Kash and Bondi do too. pic.twitter.com/gyxQiVZ7e2
— Spitfire (@DogRightGirl) March 11, 2025
俺としては、「ディープステート」という概念は現実というよりも、都合のいい言い訳のように感じるんだ。ただの“お化け”みたいな存在だ。でも、なぜ公開しないかといえば、組織は自分たちを守るからだよ、タッカー。それは君も知ってるだろう?で、そのファイルにはCIAにとって都合の悪い情報が含まれているのは明らかなんだ。
CIAだけなのか?
まあ、違うかもしれないけど、俺にはわからない。だって中身は見てないんだ。FBIかもしれないし。
俺もずっとそう思ってた。そして1月、新政権で誰がどのポストに就くかって話が出たときに、インテリジェンス関連のポジションで候補に挙がった人物がいた。でも、そのとき上院情報特別委員会(SSCI)のメンバーが人事担当に「この人物は絶対にJFKファイルの公開を推し進めるから、任命しちゃダメだ」と言ったんだ。
それは事実か?

2025年、ほんの2ヶ月前の話だ。そしてアメリカの現職上院議員が、そのファイルを秘密に保つことを最優先事項にしていたってことになる。
それって、どういうことだよ?何を隠そうとしてるんだ?
そこだよ。まさにその「なぜ」ってのが大事だ。
それで、カシュ・パテルはどうなんだ?あいつは全部ぶっ壊すためにそのポストに入ったんじゃなかったのか?
それは俺も答えられない。彼はなんか、意味深なツイートをしていた。「これから変わる」とか、「我々はやるぞ」みたいな。でも、その後、彼の支配下にある人物が何かやったわけでもない。

彼は今、FBIのトップだろ?だったら直接行って「ファイルを寄越せ」と言えばいいじゃないか。
俺だって、ディープステートは“お化け”みたいな存在だとは思ってるけど、でも、彼の部下たちだろ?なぜ彼は動かなかったんだ?
それは本当に良い質問だと思う。でも、ちょっと論理的に考えてみよう。俺たち二人とも、この手の話を35年間も見てきたわけだろ?誰かが「これをやる!」と勢いよく言って、数日後には「実は、やらないことにした」ってなる。その背後には必ず何かがある。
つまり、誰かが「その行動を取ったらこういう結果になるぞ」と圧力をかけたってことか?
そう。相当な圧力がかかったに違いない。そして、その圧力があまりにも強くて、その人物は恥をかいてでも行動を止めたんだ。
誰がその圧力をかけてるんだよ?それがわからない。
でも、君なら大統領に直接電話して聞けるじゃないか。俺にはそれは無理だ。
それは確かにそうだ。でも俺が知ってるのは、SSCIのメンバーが「この人物を任命するな」と言ったという事実だけなんだ。
だったら、その人物を暴露すればいいだろ?そしたら、誰が裏で糸を引いてるか追跡できる。
トム・コットンだ
それはトム・コットンだったのか?
そうだ。

で、彼に直接聞いてみたのか?
いや、まだ聞いていない。
なぜだよ?「一体どういうつもりなんだ」って聞くべきだろ?
確かにそうだ。でも、彼がインタビューに応じてくれるかはわからないんだよ。
でも、君がそれを知っていながら彼に聞いていないとなると、逆に怪しまれるぞ。
トム・コットン:アーカンソー州選出の共和党上院議員である。1977年5月13日生まれ。コットンは強硬な保守派として知られ、特に外交・安全保障政策でのタカ派的立場が際立っている。中国やロシアに対して強硬な姿勢をとり、対中政策ではアメリカの製造業復活や経済的自立を強調。また、イラン核合意には強く反対し、アメリカの安全保障において「力の外交」を重視している。

参考記事

